こんにちは。らら子です。
今回の『晴れ、ときどきファーム!』「奄美料理で長寿!おうちでグルメ旅」。
世界遺産登録が決定した奄美の郷土料理で長寿を目指す!おうちでグルメ旅です。
8月はおうちでグルメ旅スペシャル!様々な国や地域の料理を紹介します。
初回の舞台は奄美。鹿児島の南、8つの島からなる奄美群島は、健康長寿の場所として知られています。
その源は発酵食。奄美では日常的に食べられているその料理から元気の源を探ります。
目次
晴れときどきファーム「奄美料理で長寿!おうちでグルメ旅」
番組予告:再放送予定
番組予告はこちらです。予告だけで美味しそうですねー。
おうちで「グルメ旅」を楽しんでみませんか。今回紹介するのは、自然豊かな長寿の島「奄美」。島のお年寄りたちが元気なのは、昔からの伝統食のおかげ。「ファーム」の畑でとれた旬の野菜を使い、そのすばらしさに触れてみます。乳酸菌たっぷり、島の発酵飲料「ミキ」とは。夏バテ対策にぴったり。伝統の「粒みそ」は、“食べるみそ”と言われ、いろいろな料理に相性抜群!
出典:公式サイト
番組情報やバックナンバー&直近放送予定はこちらをご覧くださいね。
NHK 晴れ、ときどきファーム!2021レシピ:バックナンバー・再放送と過去の放送一覧
晴れときどきファーム奄美大島:ミキ
まずは、奄美の発酵飲料ミキを作ります。
初めて聞きましたが、奄美では、家庭でも手作りするし、スーパーでも牛乳パックに入って売られているそうです。
夏は毎日飲むとても身近な飲み物とのこと。
作り方はシンプル。まず、米を水で一晩戻しておきます。それをミキサーで少し粗目に粉砕。
それを鍋で煮ていきます。そこに発酵を促すため、すった生のサツマイモを加えます。
そこに加えるのが黒糖。奄美の名産品です。出来上がったものをペットボトルなどに入れ、常温で3日ほど発酵させれば出来上がり。
晴れときどきファーム奄美大島:ミキ実食!
出来上がりをいつもの3人、V6の長野博さん、森三中の村上智子さん、女優の滝沢沙織さんでさっそくいただきます。
黒糖の奄美で島感が出ているとのこと。笑 発酵飲料なので酸味もあるそうです。
そして飲み終わりの後味が栄養ドリンクそのもの!との感想。
ちょっと想像しづらい味ですが、まさに手作りの栄養ドリンクなんですね!
晴れときどきファーム奄美大島:粒みそ
つづいては、味噌!
奄美の味噌は一味違っています。粒みそと呼ばれる味噌で、色は明るい黄色、香りは白みそに似ているそうで、見た感じも大豆の粒粒がそのまま残っています。
材料はシンプルで、蒸した大豆を荒く砕き、米こうじと塩を加えて、2か月だけ発酵させて作ります。このルーツは前回出てきた、そてつ味噌。食料の少なかった時代に、生では毒があって食べられないそてつの実を、味噌に加工して食べてきた歴史が活かされています。
大豆の触感が残っていて美味しそう!そのまま、お酒のつまみにできそうとのことでした。
晴れときどきファーム奄美大島:豚みそ
この粒みそを使って、奄美でよく食べられている家庭料理、豚みそを作ります。
豚肉のイノシン酸と粒みそのグルタミン酸が合わさって、旨味がアップ!モリモリ食べたい美味しさになります!
下茹でした豚バラブロックを、一口大にカットして、フライパンで炒めていきます。
そこに粒みそとすりごまを投入。味付けはサトウキビから作る、島ザラメ(きび砂糖でも代用できます)。さらに、黒糖焼酎を回しかけ、かつおぶしを加えたらできあがり☆
甘みがしっかりで、美味しそう!ご飯が欲しくなる味です。冷蔵保存で1週間もつそうです。
この豚みそは活用法も色々。豚みそをご飯と混ぜておにぎりにし、薄焼き卵で包んだら、奄美の子どもたちに大人気の卵巻きおにぎりになります。
晴れときどきファーム奄美大島:方言講座
コロナが落ち着いたらぜひ訪れたい奄美。そんなときに役立つ方言をご紹介☆
教えてくれるのは、奄美在住で元市役所職員の茂木幸生さん。
・うがみんしょうらん:こんにちは
・きゅらむん:美人
・きゅらさ:きれい
・まっさん/まっさや:おいしい
・いもち くれぃしょれぃょ:ぜひいらしてください
・まっちゅりょっと:お待ちしています
うーん・・・全然わからない 笑。 こういう異文化に触れられるのも旅の楽しみですよね♪
晴れときどきファーム奄美大島:やっちむちー
奄美ではお茶の時間を大切にしています。
そこにかかせないのが、やちむっちーと呼ばれるお餅のお菓子。もちもちして美味しいと、茂木さんもお話していました。
このやちむっちーを作ってみましょう☆
メインの食材は黒糖!それもかなりの量が入ります。なんと材料の1/3が黒糖です。でもくどくなく、あっさりとした美味しさに仕上がるそう!
それともち粉、小麦粉、卵、はったい粉、ベーキングパウダーをすべて混ぜ合わせます。
できたものをフライパンで焼いていくのですが、特徴のもちもち触感を出すためのポイントが。それは、裏だけをカリッと焼いて火を止めること。
表にしっとり感を残したまま、巻きます。巻き上がったものを一口大に切って、完成!
素朴でもちもちしていて、とても美味しそう!簡単にできて、いいですね。
晴れときどきファーム奄美大島:油そうめん
つづいて3人は、夏野菜を収穫しにファームの畑へ。
ニンジンやインゲン、ズッキーニやキュウリ、トマトやネギなどを収穫します。
これらの野菜を使って作るのが、奄美の家庭料理、油そうめん。
麺と野菜をいため、つゆを付けずにいただきます。
まずは、野菜を細かくカット。にんじんは葉っぱも使います。
味の決め手は煮干し、オリーブオイルと一緒にフライパンで炒めていきます。油に旨味を移すことで、野菜や麺にその旨味を行き渡らせます。
野菜も加えて、酒やうすくちしょうゆで味をととのえていきます。そこに茹でたそうめんを投入。そうめんがうまみの出ただしを吸ってくれます。
晴れときどきファーム奄美大島:豚みそコロッケ&みんなで実食!
さらにもう一品。先ほどの豚みそをアレンジします。
豚みそを茹でたジャガイモに加えてつぶします。黒こしょうで味を調整して、丸め、衣を付けて揚げればコロッケの出来上がり!
では、みんなで食べていきましょう!
油そうめんは煮干しのだしがしっかり効いて、美味しそう。どんな野菜とも合うそうです。
豚みそコロッケはソースなしでも、甘みが効いて美味しいそうです。
粒みそは魚にも合う!ということで、焼いたアジをほぐし、粒みそ、島ザラメ、かつおぶし、黒糖焼酎と一緒に軽く炒めて、魚みその完成です。
ご飯が欲しくなる追加の一品が簡単に仕上がりました。
晴れときどきファーム奄美大島:らら子的感想
暑い地方の料理なので、塩が効いたものや、辛いものを想像していたのですが、予想に反して、かなり甘めのものが多かったですね!
奄美の特産の黒糖が様々なかたちで活用されていました。
お味噌だけでも、違う地域のものを購入すると、いろいろな料理にアレンジ出来て、料理の幅が広がりそう!ちょっとした旅気分が味わえそうです☆
ふるさと納税品やお取り寄せグルメでいろいろ探してみたいなと思いました♪
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晴れときどきファーム奄美大島: らら子的感想
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