こんにちは。らら子です。
今回の「晴れ、ときどきファーム!」は、「コケの坪庭!和のスローライフ」
実は、秋はコケが見ごろ!秋ならではのコケの姿を楽しみつつ、オリジナルの箱庭を作ります♪
えー、番組タイトルは「坪庭」なのに作るのは箱庭なのね。
— ぶぶ (@imRLLXRlsIDhnyz) November 8, 2021
目次
晴れときどきファーム「コケの坪庭!和のスローライフ」番組予告:再放送予定
番組予告はこちらです。予告だけでたのしそうですねー。
秋、コケに目を向けてみると、緑の奥深い世界がひろがり、いやされます。そこで今回は、コケの「箱庭」づくりを楽しんでみます。園芸用の育苗トレーやすし桶など身近にある器を生かせば、簡単!コケは園芸店でも手に入りますが、自宅に生えているコケなら、愛着も“ひとしお”。もみじと組み合わせ絶妙な味わいに!部屋のお気に入りの場所に置けば、ふだんの暮らしにうるおいが生まれます。
出典:公式サイト
番組情報やバックナンバー&直近放送予定はこちらをご覧くださいね。
NHK 晴れ、ときどきファーム!2021レシピ:バックナンバー・再放送と過去の放送一覧
晴れときどきファーム「コケの坪庭!」箱庭を作ろう!
いつもの3人、V6の長野博さん、森三中の村上智子さん、女優の滝沢沙織さんが、古民家の周りでコケを探索しています。
以前、2021年7月にもコケを使ってテラリウムを作った3人。
長持ちするのかなー?と思っていましたが、意外にいずれのテラリウムも元気で、コケが少し伸びて変化したのが分かります。
長野さんが作ったゴルフ場は、グリーンがラフになってましたね。ボール探すの大変そう(^^;
2021年7月放送の「テラリウム」の回はこちらをご覧くださいね。
晴れときどきファーム!苔「コケで暮らしうるおう!テラリウム」NHK晴れ、ときどきファーム!
今回は、テラリウムよりも大きな箱庭に挑戦します。
箱庭は、江戸時代、庭を持てない庶民の間で広がり人気となりました。
あのミニチュアの原点というか、小さな理想世界を作る感じ、わくわくします。笑
晴れときどきファーム「コケの坪庭!」先生は陶 武利(すえ たけとし)さんプロフィール
今回、コケを使った箱庭づくりを教えてくれるのは、コケのスペシャリスト、陶 武利(すえ たけとし)さん。
陶さんは、園芸用のコケや植物を生産する、生産者です。
さらに、子どもたちに里山の魅力を伝える活動もされています。
筑波大学 バイオシステム研究科出身で、現在は有限会社ピクタ Picuta ltd 代表取締役として、千葉県君津市の生産ファームで様々な生物の研究やコケなどを多く生産しています。
1972年、大阪府生まれ。筑波大学バイオシステム研究科卒業。有限会社ピクタ代表取締役。現在、千葉県君津市に生産ファームを構え、さまざまな種類の植物や魚類などの研究・育成を行っている。とくに、テラリウムに使い勝手のよい植物やコケなどを数多く生産。また、専門性が高くて使いやすい用土や素材、栽培用品などの開発も手がけている。自然観察会、飼育教室、テラリウムの講師としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)出典HMV
晴れときどきファーム「コケの坪庭!」箱庭の植物を探そう!
早速、箱庭の材料になる植物を探します。
まず見つけたのは、ヒョウタンゴケ。なんと繁殖のために胞子体を伸ばしています。
これが、秋ならではのコケの姿なんですね。
でも寿命が短いので箱庭には向かないとのこと。知識がないと難しいですねー。
次に、森の中で見つけたのはコカヤゴケ。
倒れた木に生えています。木の皮ごと箱庭に使ってみます。
田んぼの近くで見つけたのは、鹿角(かづの)コケ。
水を好み、育てるのに多くの水が必要なので、箱庭より水槽向きとのこと。
一口にコケと言っても、いろいろ種類や特性があるんですねー!
藪の中にあったのは、ヒメトサカゴケ。
ものすごく小さくて、よーく見ると小さな葉がギザギザしているのが分かります。
コケの中でもとびきり小さいので、他のコケが葉っぱとなる、箱庭のサイズ感の中でもコケとして使うことができるそうです。面白いですね。
ハイゴケは箱庭で絨毯のように使える便利なコケ。
こちらもいただきます。
コケの他にも、アキノタムラソウという淡いピンクの花が咲いた、秋を代表する植物なども採取していきます。
紅葉するモミジは箱庭にピッタリ。
大きいモミジのそばには、小さい若芽が生えています。箱庭にピッタリのサイズ感。
晴れときどきファーム「コケの坪庭!」新米をいただきます!
さっそく箱庭づくり!と思いきや、その前に腹ごしらえ。
今回はコロナ禍で、いつもの三人は作業せず、地元の田んぼの先生に育成と収穫をお願いしました。
今年の新米をいただきます。長雨で心配されましたが、ピッカピカの新米が採れました。
手作りした梅干しと一緒に食べると美味しさも格別!
みなさんがつがつと食べています笑
陶さんもニコニコ美味しそうにほおばってますね。
実は、自身でもお米を育てているという陶さん。
大学で農業の研究をされている陶さんの、その栽培方法が独特なのです。
冬に水を張っておいた田んぼに自然発生する水草を、そのまま利用しています。
水草の張った緑の田んぼに、田植えをすることによって、水草が蓋となり、雑草が生えてこないそうです。
番組ではウキクサ(浮草)を活用した田んぼへの取り組みが紹介されました。
なるほど!植物を暮らしに役立てるという発想が、合理的で素敵!
これなら放置されて荒れた田んぼも再び生かせますね。
晴れときどきファーム「コケの坪庭!」いよいよ箱庭作り
では、いよいよ箱庭を作っていきましょう!
長野さんは、京都の庭をイメージした枯山水の箱庭を。
滝沢さんは、身近なものを使って作りたい!となんと寿司桶で挑戦します。
村上さんのテーマはおうちの庭。身近で温かみのある庭を目指します。
根本がぐるっと回った個性的な木を使ったり、小さな白い石で水しぶきを表現したり、みんな個性的で楽しそう!
集中して何かを作るって、大人になるとやる機会があまりないから、いいですね!
出来上がった、作品は。。
長野さんはさすが!器用にコケや植物を配置して、見事に京都のお庭を表現しています。
思わず「売りものになる!」という声が。紅葉の若木もいい感じです。
村上さんは、植物がモリモリになって、当初の「おうちの庭」ではなく、「アフリカの国立公園」のイメージに。笑
でも、にぎやかでステキです。根っこがぐりぐりしてる若木の扱いに困ってましたが、「根上がり(ねあがり)」という縁起のいい形になりました。
滝沢さんはしばらく目をつむって構想を練っていましたが、やおら目を開けると寿司桶に敷きつめた土の上に線を描き始めました。
何かの形をかたどってますが??まわりには白い砂を敷きつめて寿司飯みたいに見えてきました。出来上がりは……。
なんと!コケで「晴れ、ときどきファーム」の番組ロゴの形を表現!そのコケを3人の小さな人形が耕しています。
斬新な発想で面白い!笑
みなさん個性的ですねー!
晴れときどきファーム「コケの坪庭!」コケを植えよう
これで終わりかと思ったら、こんどは最後に、古民家の庭に続く道にコケを植えます。
コケの庭の向こうに古民家が見えたらすてきだと思いませんか?というナレーション。
そりゃま、素敵ですけど、コケなんてそんなすぐに育つものじゃないんでしょう??
まずはみんなで雑草を取り除き、シートを敷いて、専用の土を広げます。
ふむふむ。
そこに、シート状になったコケを敷き詰めていきます。
あ、こんなのがあるんだ!コケのグランドカバーですね。
おもしろーい。
グランドカバーはコケに変わるだけで、雰囲気がガラッと変わりました!
むき出しのごつごつした地面だったところが、一気にステキな雰囲気に!
地面の印象って大きいんですねー!すごいすごいー。
コケって自然に生えてくるものだとばかり思っていましたが、
自分で好きなところに配置することもできるんですね。
いつか庭づくりの参考にしたいと思いました!
晴れときどきファーム「コケの坪庭!和のスローライフ」: らら子的感想
コケの奥深さを感じる回でした!新米も美味しそうでした。炊き立ての新米、いくらでも行けちゃいますね。
それと、浮草を使った田んぼも目からウロコ。🦆を使うよりずっといいかもしれません。一面緑の水面にこがねいろの稲穂がたわわに実ったらきれいでしょうね。
ところで、坪庭。箱庭。
番組では、箱庭は庭を持てなかった庶民の楽しみと紹介されていましたが、いやいやかなりの大きさの箱庭を作っていましたね。コケの庭もいいなぁ。うらやましい。
あんな大きな箱庭を置く場所はわが家にはありません。が、小さいのは作ってみたいな。
番組情報やバックナンバー&直近放送予定はこちらをご覧くださいね。
NHK 晴れ、ときどきファーム!2021レシピ:バックナンバー・再放送と過去の放送一覧