こんにちは~。らら子です。
今回のNHK『美の壺』は、「涼を楽しむ 夏の甘味」。
目にも涼しいひんやりつるんとした夏の甘味がたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
https://twitter.com/NHK_PR/status/1144186654556602368
いざ、夏の甘味ワールドへ。
美の壺:放送内容、出演者情報、オンエア 再放送予定
【番組予告】
わらび餅、ゼリー、みつ豆、ところてん、水ようかん…安らぎと清涼感をもたらす夏の甘味を紹介!
▽京都・貴船の川床でいただく「わらび餅」
▽食べる宝石!創業130年以上の和菓子店が手がける輝く「ゼリー」
▽目にも涼しい、氷のような寒天キューブの「みつ豆」
▽黒蜜派?酢じょうゆ派?富士山の湧き水が生み出す「ところてん」
▽向田邦子が、音楽から照明までこだわる「水ようかん」究極の味わい方とは?!
【ゲスト】夏井いつき・向田和子
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:ゲスト 向田和子さん 向田邦子さん妹
向田邦子さんの妹で、ご自身もエッセイストである向田和子さんが、思い出を語ります。
和子さんのプロフィールはこちら。
職業:エッセイスト
出身:1938年に東京生まれ
経歴:作家・脚本家の向田邦子の妹。1978年、邦子とともに東京赤坂に惣菜・酒の店「ままや」を開店(1998年に閉店)。著書に『かけがえのない賭り物 ままやと姉・邦子』
出典:新潮社
美の壺:ゲスト 夏井いつきさん
夏の甘味への俳句を指導してくださったのは夏井いつきさん。
夏井さんのプロフィールはこちらです。
- 職業:俳人・エッセイスト
- 出身:1957年に愛媛県生まれ
- 経歴:俳句集団「いつき組」組長
- 出典:夏井&カンパニー
美の壺・一つ目のツボ 伝統を涼やかに演出
美の壺:京都・貴船の川床でいただく「わらび餅」
いにしえより「京の奥座敷」と呼ばれてきた京都・貴船。
ここの夏の風物詩は「川床」でいただく甘味の中でも人気なの「わらび餅」。
空気を入れるように混ぜ餅の中に滝のしぶきを表現する気泡を作り、水に浮かべて涼やかな川の流れを演出。お好みで黒蜜やきなこを。
奥貴船 兵衛(おくきふね ひょうえ)
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町101番地
夏も涼しい貴船。関東モノには憧れです。
もともとは学校帰りのおこさんのおやつに作っていたとか。お母さんの味なんですね。
お座敷はなかなか敷居が高いですが、できたての「わらび餅」がカフェでもいただけるんですね。手軽に食べられるのはいいですね。
奥貴船 兵衛さん併設のカフェでは、出来たてのわらび餅をいただくことができます。つるんとしたわらびもちは冷たい和スイーツというイメージかもしれませんが、出来たては温かいんです☝︎
お抹茶はもちろん、イタリアから取り寄せたというエスプレッソマシーンで淹れてくださるコーヒーも絶品ですよ✨ pic.twitter.com/RAoPqNf9jA— なごみ宿 都和 (@nagomiyadotowa) December 4, 2018
(なごみ宿 都和さんアップありがとうございます)
美の壺:京都 食べる宝石!輝く「ゼリー」
明治18年創業の京都・祇園の和菓子店が登場します。
江戸時代の町家を改築した店構えの一角に喫茶室。
坪庭を眺めながらいただく毎月違う寒天のゼリー。
5月は抹茶、6月は梅酒蜜、7月はミント、8月はショウガで暑気払い……。
まさに「食べる宝石」。
創業130年以上の和菓子店が手がける輝く「ゼリー」が食べられるのは、京都「大極殿本舗六角店 栖園(だいごくでんほんぽ ろっかくみせ せいえん)」さんです。
〒604-8117 京都市中京区六角通高倉東入ル南側
なんて雅で贅沢なお菓子なんでしょう。これは美しいですねー。
1年間で全種類コンプリートした人のブログを見ましたが、羨ましいかぎりです。
月替わりの蜜が楽しみな、京都の美しい甘味
ひんやりと喉を通る和スイーツ「琥珀流し」が食べられるのは、なんと大政奉還の2年前に建てられたという、歴史ある和菓子屋の一角。季節ごとに訪れるという人も多い人気店「大極殿本舗 六角店 栖園」の奥深さに迫ります。https://t.co/UXz3rfvuDJ pic.twitter.com/Qd2lMWQHNR— るるぶ&more. (@rurubuandmore) May 24, 2019
美の壺・二つ目のツボ 目にも涼しく舌にも涼しく
美の壺:東京・浅草 みつ豆の起源
明治36年に日本で初めて「みつ豆」を売り出した老舗和菓子店の甘味処が登場します。
「夏に お菓子で涼しさを感じてほしい」と考えられたみつ豆は、寒天をサイコロ状に切ったところまるで氷のようだと評判になりました。
トッピングは あんずと赤えんどう豆。そして求肥。
「みつ豆ホール」と命名した洋風を意識した喫茶店で銀色の器とスプーンで提供したのがハイカラです。
目にも涼しい、氷のような寒天キューブの「みつ豆」が食べられるのは老舗の舟和さんです。
東京浅草「舟和(ふなわ)」 東京都台東区浅草1-22-10
舟和といえば、芋ようかんやあんこ玉でも有名ですね。
みつ豆の起源のお店とは知りませんでした。
カフェもあるので、浅草に行ったら寄ってみようと思います。
舟和さんのみつ豆 pic.twitter.com/lfOuig0Y6a
— カネゴンは((*^^*))ニコニコ (@kanegon_0123) September 23, 2018
(カネゴンは((*^^*))ニコニコさんアップありがとうございます)
美の壺:静岡富士山の湧き水が生み出す「ところてん」
奈良時代 中国から伝わったというところてん。
静岡県西伊豆町はところてんの原料となる「天草」の一大産地です。
黒蜜派?酢じょうゆ派?富士山の湧き水が生み出す「ところてん」があるのは、明治2年創業の ところてん工場、伊豆河童さん。面白い名前ですね。
静岡「ところてんの伊豆河童(いずかっぱ)」
〒411-0907 静岡県駿東郡清水町伏見184-3
美の壺「涼を楽しむ 夏の甘味」で特集されました
– こんにちは ところてんの伊豆河童 栗原です。 実は、金曜日にNHK BS「美の壺」で紹介されました。 BSという事で見る機会があまりなかったんですが、今… https://t.co/9PW3EnMFOF #TenchoBlog— 伊豆河童のつぶやき (@izukappa) June 30, 2019
美の壺:ところとてんを生み出す透明度の高い水
ところてんもみつ豆も、寒天がなくては始まりません。
天草と、良質の水がおいしさの秘密なんですね。
「ところてんの伊豆河童(いずかっぱ)」 さんの工場では、富士山の雪解け水が湧き出す柿田川の透明度が高い水が使われます。
磯の香りと銘水が生み出す五感で楽しむ夏の味わいです。
コバルトブルーに輝く透き通った水!これはおいしいところてんになりそうです。なんてきれいな水なんでしょう。一度は行ってみたいです。
https://twitter.com/jouta559/status/1155806721077420032
美の壺:夏井いつきさんに俳句の季語を習う草刈正雄さん
「え~ 夏の季語は「うちわ」「浴衣」。
草刈りさん、なにやら俳句をひねり出したようです。
「みつ豆 食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
「すがすがしいほどのパクリです!才能ありません!」と夏井いつきさん登場。
「夏の甘味」は夏の季語になっているものも多いそうです。
みつ豆 あんみつ ゼリー くずきり、ところてん 氷菓、など。
かき氷は別の季語で、アイスクリーム系はひっくるめて氷菓になるそうです。
氷菓の俳句2句。
氷菓互ひに中年の恋ほろにがき 秋元不死男
少女らへ満艦飾の氷菓くる 平松美知子
美の壺・最後のツボ 時をこえて 愛されて
美の壺:東京・青山 向田邦子さんの水ようかん
1981年に航空機事故で亡くなった向田邦子さんは食通でも有名でした。
向田邦子さんは愛する水ようかんをじゅうぶんに楽しみつくすために、音楽から照明までこだわって、「水ようかん」究極の味わい方を随筆に残しています。
向田邦子さんのお気に入りは自宅近くの和菓子屋(菊家)の水ようかん。
自ら「水羊羹評論家(みずようかんひょうろんか)」と名乗るほどでエッセーにも記しています。
水羊羹を食べるときの「ムードミュージックは、ミリー・ヴァーノンの「スプリング・イズ・ヒア」が一番合うように思います。」とエッセイで語りました。
東京・青山「菓匠 菊家(きくや)」
(仮店舗営業中)
毎日暑いですね。この季節、山種美術館のCafe椿では夏メニューをご用意しています。老舗菓匠・菊家特製の水ようかんは、瑞々しさと小豆の上品な甘さが人気。展覧会鑑賞後は、冷抹茶とともに、涼をとってくださいね。(山崎) pic.twitter.com/WBQvBqLLsl
— 山種美術館 御舟と善彦展 (@yamatanemuseum) July 20, 2019
美の壺:映画「日日是好日」でも使われた和菓子
菊家さんの和菓子は、樹木希林さんの遺作ともなった映画「日日是好日」でも使われていました。
樹木希林さんの美しい所作、季節ごとのお菓子、茶室の室礼、などなど心豊かになる映画でしたねぇ。
美の壺:かごしま近代文学館 向田邦子さんの器
鹿児島市城山町 鶴丸城跡にある かごしま近代文学館には、向田邦子さんが愛用されていた器が収められています。
水羊羹には直径15センチほどの ぽってりとした皿を水羊羹に使っていたそうです。
器が好きで、「向田邦子と日々の器」企画展に行ってきました。忙しく感じる日々に、ふとお気に入りの器を使うと、時間がゆったりと流れ、心が弾む感覚が好きです。企画展は2月26日まで、かごしま近代文学館。 #日記 pic.twitter.com/2WL4Dl92xU
— 宮島 宝淳 (@m_hohjun) January 10, 2018
(宮島宝淳さんアップありがとうございます)
ところで、草刈さんは俳句の才能がないとあきらめたようですよ。
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。
2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2019年06月28日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時45分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分で、再放送は回数が増えて、
日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT(ユーネクスト)も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/