こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「人と共に在る 馬」。
つぶらな瞳かわいいですよね~。馬にまつわるツボがたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットをご紹介。
いざ、人馬一体ワールドへ。
【来週の #美の壺】人と共に在る_馬
3000年前から続く人と馬との関係
「ご主人様、お会いしとうございました!」
バレエダンサー柄本弾が生まれ変わった「馬」を熱演!
想いは草刈さんに届くのか?!#バレエダンサー柄本弾 #私はあなたの愛馬 #柄本弾
3日(金)午後7時30分 BSプレミアム BS4K pic.twitter.com/WrWl2CJgCh— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) February 24, 2023
目次
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
走る芸術品と称えられる「馬」。すらりと伸びた足に、艶やかな毛、そして引き締まった身体…愛らしさと美しさを兼ね備える馬の魅力に迫る!▽圧巻の走りで人々を熱狂させるサラブレッド。その歴史はなんと300年!▽時代劇&漫画に欠かせない名脇役!▽漫画家原哲夫が語る黒王号、誕生秘話▽人と馬の濃密な関係、岩手・遠野▽絶滅の危機にある沖縄・与那国馬など、馬が続々登場! <File575>
出典:番組公式ホームページ
【ゲスト】馬のダニー役/東京バレエ団 柄本弾 サラブレッド生産・育成牧場 岡田牧雄 馬術指導 田中光法 漫画家 原哲夫 馬方 見方芳勝 ヨナグニウマ保護活用協会 久野雅照
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:馬のダニー役 柄本弾(つかもとだん)さん バレエダンサー 年齢、身長、プロフィール
「ご主人様、お会いしとうございました!」と、草刈正雄さんと再会を果たした、馬のダニー。演じるのは、東京バレエ団プリンシパルの柄本弾(つかもとだん)さんです。
白馬の王子さまならぬ、白馬が王子さまですね。
柄本弾さんは1989年9月26日京都市生まれ。身長184cm。2013年から東京バレエ団でプリンシパルをつとめています。
5歳よりバレエを始める。2008年東京バレエ団に入団。
2010年『ラ・シルフィード』『ザ・カブキ』で主役を射止め、2012年『ザ・カブキ』パリ・オペラ座公演で主役の由良之助を演じた。
2013年にプリンシパルとなり、現在、世界的振付家 故モーリス・ベジャールの代表作『ボレロ』を踊ることを許されているただひとりの日本人男性ダンサーである。
出典:nadeshicopro
ヒヒーン!馬の魅力に迫る「美の壺」で東京バレエ団・柄本弾が馬のダニーにhttps://t.co/SCY5ZmvDIV
— ステージナタリー (@stage_natalie) March 3, 2023
美の壺:1つめのツボ「人が作り出す芸術品サラブレット」
美の壺 タイトルホルダー サラブレッド馬
2022年春の天皇賞の栄冠に輝いた名馬「タイトルホルダー」は、デビューから2年でGⅠレース3勝の成績を収めたサラブレッドです。
サラブレッドは、馬の中で最も速く走る芸術品と称されます。300年前、イギリスではじまりました。イギリスでは紳士淑女のたしなみとして馬が愛されてきました。
より速く走る馬を王に献上することを目的に、東洋種とイギリスの在来種を交配してつくられました。語源はThorough(完璧な、徹底した)とBred(品種)に由来します。
なるほど!完璧な品種ということが証明されてるんですね。語源にもあるようにサラブレッドには馬1頭1頭に厳格な血統登録がされています。
血統の内容はサラブレッドの血統書「ジェネラルスタッドブック(General Stud-Book、略称GSB)」に記されています。
タイトルホルダーも例に漏れず、父・母・祖父母から初代のサラブレッドまでの300年をたどることができます。
徹底された血統の管理がサラブレッドの進化を物語っているのですね。
【3月25日がアツ過ぎる件】
・ディープインパクト誕生日・日経賞(タイトルホルダーvsAビクターモア)
・伏竜S 地方最強2歳ヒーローコール参戦
・深夜- ドバイミーティング
イクイノックス、ドウデュース、パンサラッサ
現役世界最強×レジェンド武ダービー馬×世界のパンサ・翌日、高松宮記念 pic.twitter.com/24D5sBNxb4
— 『奇跡の名馬』著者【海猫】兼目和明 〜世界名馬研究・馬民俗学研究家の記録譚〜 (@umineko1981) March 1, 2023
(『奇跡の名馬』著者【海猫】兼目和明 〜世界名馬研究・馬民俗学研究家の記録譚〜@umineko1981さん、アップありがとうございます。)
美の壺 岡田 牧雄(おかだ まきお)さん 生成育成牧場オーナー 山田 晃平さん 厩務員
北海道日高地方は、日本一のサラブレッドの産地です。タイトルホルダーを輩出した牧場「岡田スタッド」があります。
オーナーの岡田牧雄さんは、優れた血統をより強くするための育成に力を入れています。
1歳馬になると丈夫な心肺機能や足の筋肉を鍛えるため、人を載せる練習をします。
練習以外は、「昼夜放牧」と呼ばれる放し飼いをして育てます。厳しい自然環境に身を置くことで緊張感を与え、本能を目覚めさせることで強さを身につけることをねらいです。
確かにずっと厩舎にいたら、闘争心も鈍ってしまいそうですよね。
人間は、できるだけ自然な姿で関わっていくようにしているそうです。岡田さんによると能力が高いのは、「たえず周りを気にして、自分の立ち位置を推し量っている馬」だそうです。
なるほど。人間もそうかもしれませんね。
厩務員の山田晃平さんは、サラブレッドのスピードには、夢や希望やドラマが詰まっていると言います。そこに携われるのがこの仕事の良い所だと語ってくださいました。
苫小牧日高:タイトルホルダー宝塚記念V「スタミナ生かした」 新ひだか・岡田スタッドhttps://t.co/imThc3g4H3
— hokkaido-info (@hokkaido_tera) June 28, 2022
(hokkaido-info@hokkaido_teraさん、アップありがとうございます。)
美の壺:2つめのツボ「迫力の名シーンに名馬あり」
美の壺 田中 光法(たなか みつのり)さん 馬術指導者
時代劇の名場面、合戦のシーンになくてはならない存在が馬です。ドラマに出演する専門の馬を「役馬(やくうま)」といいます。
「やくば」、じゃないんですね。
山梨県北杜市小淵沢町乗馬クラブ「ラングラー・ランチ」のオーナー田中光法さんは、乗馬クラブを経営する傍ら役馬を育てて35年のキャリアがあります。
田中さんが信頼を寄せる役馬「バンカー」は、御年20歳、人間なら70歳位で毎年大河ドラマに出演しています。「鎌倉殿の13人」では小栗旬さんとも共演を果たしました。
馬上の小栗さんは、ワタクシも気になっていました。気負わず堂々と乗りこなしていた小栗さんのお姿をよく覚えています。
役馬の育成には、少なくても3年はかかるそうです。
役馬の訓練に同行しました。馬は鉄砲などの大きな音が苦手です。大きな音に慣れる練習です。訓練中の馬「オレゴン」は、鉄砲の音に恐がりますが、「バンカー」は動じる事はありません。
さすがベテラン。
田中さんは、人間は刀や槍を持っていても馬には危害を与えないことを判らせることが大切だと言います。ドラマの撮影は、一瞬に賭けています。
馬も一緒にドラマを作っているのですね。
※「バンカー」は2023年2月23日に惜しまれながら永眠しました。どうぞ安らかに。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で小栗旬さんが乗った、馬のバンカーくんが昨日23日に永眠しました。
オーナーの田中光法さんのインタビューでも、バンカーくんと小栗さんのエピソードが語られています。どうぞ安らかに。
▶︎https://t.co/jhiPF2yflL#バンカー くん#小栗旬 #鎌倉殿の13人 https://t.co/FI9WdBYcfD pic.twitter.com/oF9PC6pULC
— おぐりまにあ (@pitoogu1226) February 25, 2023
(おぐりまにあ@pitoogu1226さん、アップありがとうございます。)
美の壺:原 哲夫さん 漫画家
漫画の世界でも強烈な存在感を放っている馬がいます。
『北斗の拳』に登場する「黒王号(こくおうごう)」です。黒王号は、主人公ケンシロウの敵、ラオウが乗る愛馬です。
大きさ3メートル、蹄は、象の足跡ほどもある迫力のある黒馬です。黒王号の生みの親、漫画家の原哲夫さんに黒王号を描くにあたってのこだわりをお尋ねしました。
原さんは、心の眼で見た大きさで描いたそうです。蹄を大きくデフォルメしてリアルな絵で表現しました。黒王号には、モデルの馬がいます。
アメリカのイラストレーターのフランク・フラゼッタ(1928-2010)の画集に登場する馬です。幻想的な馬です。
原さんは、自身が描いた中でユリアの城に突撃するシーンがお気に入りだそうです。黒王号がラオウと人馬一体となって迫ってくる場面はまるで画面から飛び出るかのようです。
原さんは、「ダイナミックな迫力感をノリノリで描いた」と当時のエピソードを語ってくださいました。
https://twitter.com/wagahai_25/status/1631892789666648064
(ワガハイ@wagahai_25さん、アップありがとうございます。)
美の壺:最後のツボ「馬と在る暮らし」
美の壺 見方 芳勝(みかた よしかつ)さん 馬方・浦田 穂一さん 写真家 岩手県遠野市
岩手県遠野市は、日本有数の馬産地です。
馬方(うまかた)の見方芳勝さんは、地駄引きと呼ばれる馬搬技術を使って山の中で丸太を運びます。
機械で丸太を動かすと山を壊しますが馬だと1メートルもあれば可能です。活躍するのは、太い足に尻の筋肉が発達した重さ1トンもある馬です。
車も道もない時代から馬は材木や食材を運び人間と共に暮らしていました。馬は、ひとつ屋根の下、家族同然の扱いで見方さんと一緒に暮らしていました。
写真家の浦田穂一(1933-2004)さんは、1960年代に日本に移り住み、遠野の人と馬の暮らしを写真に納めました。
人と馬が寄り添い共に過ごす1コマが映し出されています。
また、馬と駆け落ちをした娘の哀しい物語は、オシラサマ伝説を生み出しました。附馬牛(つきもうし)町には、馬を祀る神社「荒川駒神社」に奉納された絵馬があります。
大正時代に奉納された千本絵馬は、ぎっしりと馬が描かれています。人と馬との関係が色濃く残された町の証です。
本屋さんに注文してた本が届きました。
月刊たくさんのふしぎ11月号
「馬と生きる」
澄川嘉彦 文
五十嵐大介 絵
岩手県遠野市で、馬を使って木を運ぶ「地駄引き」をする馬方の見方芳勝さん。
馬と人が助けあうくらしを丁寧に描いています。
ドキュメンタリー映画のよう。#遠野市 #馬と生きる pic.twitter.com/jT9TYhmyRX— mimisamimiso (@mimisamimiso) October 19, 2019
(mimisamimiso@mimisamimisoさん、アップありがとうございます。)
美の壺 久野雅照(ひさのまさてる)さん ヨナグニウマ保護活用協会 沖縄県南城市
沖縄県与那国島には、日本に8種類しかいない内の1種の在来馬がいます。大きさ120cm、全身が茶色の毛におおわれた小柄な馬「与那国馬」です。
かわいいですね~♡
小さいけれど馬力があり50年ほど前までは、米やさとうきびを運ぶために一家に一頭はいたそうです。
そんな与那国馬ですが、現在は絶滅の危機に瀕しています。
ヨナグニウマ保護活用協会の久野雅照さんは、与那国馬の絶滅の危機を救いたいと仲間たちと立ち上がりました。40年をかけて、50頭しかいなかった馬を117頭に増やしました。
久野さんは、島の子どもたちにヨナグニウマの魅力を伝える活動をしています。久野さんは、馬と触れ合うことで馬を感じてほしいと言います。
馬を感じた子どもたちは、馬にも個性があって、乗ることで風を感じて楽しいとそれぞれの思いを語ってくれました。
ありきたりに普通にいる馬を「在来馬」と言います。これから馬が人と共にいる風景が続くようにと願います。
https://twitter.com/renfellone/status/1631057567886757888
(Let’s support!ヨナグニウマ(与那国馬)3/25〜4/9#春のうまさんぽ展@renfelloneさん、アップありがとうございます。)
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。
2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2023年3月3日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2022年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
過去の放送分から毎週金曜日午後0:30〜午後1:00からと毎週水曜日午前5時30分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分で、再放送は回数が増えて、
土曜日午前6時45分、金曜日午後0時30分、木曜日午後11時30~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。