晴れときどきファーム!あかね染「里山で春を先どり!あかね色で染めて」レシピ・ふきのとうチーズリゾット:NHK晴れ、ときどきファーム!

こんにちは。らら子です。

今回の『晴れ、ときどきファーム!』は染め物に挑戦!春をちょっと先取りして、貴重な日本茜で美しい染め物を作ります。

タイトルは「里山で春を先どり!あかね色で染めて」
「あかね」って漢字で書くと「茜」。夕焼けに赤く染まる西の空そのものの字ですね。

なんてロマンチック!

今回も元V6の長野博さん、森三中の村上知子さん、女優の滝沢沙織さんのいつもの3人で。あかね染めに挑戦!さらに旬の山菜をを使った料理に取り組みます。





晴れときどきファーム「里山で春を先どり!あかね色で染めて」番組予告:再放送予定

番組予告はこちらです。予告だけでウキウキしてきます。

「あかね色」は、赤く染まる夕焼けの空で知られていますが、その鮮やかな色をめざして、染め物に挑戦!古民家で見つけた日本あかねの根を細かく切って、色を引き出します。はたして、出来ばえは?旬のフキノトウ、雄株と雌株の味の違いとは?「心のかっとう」といった使い方をする「かっとう」、この「かっとう」の意味が里山のある風景でわかります。あまりのすっきり納得感にMCたちも感激!
出典:公式サイト

番組情報やバックナンバー&直近放送予定はこちらをご覧くださいね。

2022年
晴れときどきファーム!レシピ2022再放送はいつ?バックナンバー・放送予定・過去の放送一覧

2021年
NHK 晴れ、ときどきファーム!2021レシピ:バックナンバー・再放送と過去の放送一覧





晴れときどきファーム「あかね染め」先生は陶武利(すえ たけとし)さん!ふきのとうに雄雌がある?

すっかり春めいてきました!
いつもの3人、元V6の長野博さん、森三中の村上智子さん、女優の滝沢沙織さんは里山で、春の味覚、ふきのとうを収穫しています。

そこに現れたのは、里山暮らしの達人、陶武利(すえ たけとし)さん。

園芸用の植物を育てる生産者さんです。その経験を活かし、里山の自然の豊かさ、面白さを伝えるワークショップを開催しています。

陶武利さんには、以前、コケの箱作りでお世話になりました。

晴れときどきファーム!「コケの坪庭!和のスローライフ」箱庭:陶武利(すえたけとし)先生!NHK晴れ、ときどきファーム!

陶さんに言われて、収穫したふきのとうを虫眼鏡でよーく見ると…可愛らしい星型の花の集合体であることが分かります。

ふきのとうってつぼみで収穫するので、花をじっくり見たことなかったですが、本当に小さいお星さまの形をした花がいっぱい集まっていて、可愛らしいんですねー!

この星形の花があるのはすべて雄株だそうです。

え、じゃあ雌株のふきのとうはどこにあるの??




晴れときどきファーム「あかね染め」かっとう(葛藤)の謎とは?

ふきのとうの株は雄雌によって花の形が全く違うそうです。雄株は星形の花ですが、雌株の花はブラシのようになっています。

ここにあるのは全て星型の花。

つまり、収穫したのはすべて雄株ということになります…なんで?

実はふきのとうは地下茎で繋がっているので、周辺にあるものはすべて同じ種類であることが多いのです。

ほほー。ではまた探しにいかねばならぬですね!

ふきのとうの雌株を探して、陶さんと一緒に3人は里山を散策します。

ふきのとうは水辺に生えていることが多いそう。
ということで、水辺を歩くと、さっそく見つけました!ふきのとうの雌株です。

ほんとだ!ブラシのような形になっています。

ふきのとうってなんとなく緑の蕾があつまってるだけのように思っていました。雌雄で違いがあるんですね。

っていっても、私は雄株と雌株があることさえ知らなかったです~。

ところで、気になるのはお味。

実は味にも違いがあると言われています。
さっと湯がいた雄株と雌株を食べ比べてみます。

雌株はしっかりとした食感と苦さ…それに対して雄株は柔らかい!
個体差も大きいそうですが、違いを楽しむのも楽しそうです。

こんど見かけたら虫眼鏡でじっくり観察してみようと思います。




晴れときどきファーム「あかね染め」かっとう(葛藤)の謎とは?

陶さんと一緒に、3人はファームの周りを引き続き散策してみます。

次々と植物を見つける陶さん。さすがです…。

なかでもビックリしたのが、くず粉の素となるくずの木があったこと!

くず餅は、番組でも何度かとりあげていますよね。

晴れときどきファーム!くず餅「家で和カフェ気分!くず餅はできたてで」レシピ・くず湯・くず切・干し芋:NHK晴れ、ときどきファーム!

晴れときどきファーム!涼スイーツレシピ「冷たいスイーツで夏を涼しく」水あめ・セミフレッド・くず餅・梅漬け:NHK晴れ、ときどきファーム!

身近な山の中にあることに驚きです。

しかも見た目は藤の木とそっくり!同じようにツルを巻くマメ科の植物です。

陶さんにその見分け方を聞くと…なんと!ツルの巻く方向が違うとのこと!

藤は右巻き、くずは左巻きなのです。

上を見上げると、くずと藤が絡み合ってごちゃごちゃになっています。

すると、おもむろにポケットから「葛」と「藤」と書かれた紙を取り出す陶さん。

そう!まさにこれこそが「葛藤」!なのです。

すごーい!ためになるー!笑

ツルは伸びすぎると樹木の成長を妨げてしまうので、適度に取り除きます。

陶さんが作ったツル細工を見せてくれました。

箸置きや水引など素朴で味のある雑貨が並びます。

昔から冬の農家仕事としてツル細工は日本の暮らしに根付いてきました。

カゴやザルなど、今でも美しさは健在で、私も大好きです。



晴れときどきファーム「あかね染め」レシピ「ふきのとうのチーズリゾット」

旬のフキノトウを使ったおしゃれなチーズリゾットを作ります。味噌を入れるのがミソですね!

天ぷらや、味噌など和食に調理されがちなふきのとうですが、今回は洋食アレンジに挑戦します。

米をオリーブオイルで炒め、茹でたふきのとう、チーズを加えます。

蒸らしている間に、具としてトッピングする分のふきのとうを、揚げ焼きにしておきます。

味噌と生クリームを混ぜたものをリゾットに加えて、味をまろやかにします。

よく混ぜ合わせたら完成!

見た目も鮮やかで、とーっても美味しそう!

ふきのとうの苦みがチーズとすごく合って、ゴルゴンゾーラのような風味に変身!
乳製品とふきのとうが合うなんて新しい発見です。

ちょっとこれはやってみたくなりましたよ!材料は次の章で!




晴れときどきファーム「あかね染め」レシピ「ふきのとうのチーズリゾット」材料とつくり方

■「ふきのとうのチーズリゾット」
<材料> 米1合分
ふきのとう…4個(約40g)、 塩…ひとつまみ、 オリーブ油…計大さじ4、 たまねぎ…1/4個、
にんにく…1/2片、 白米…1合、 野菜ブイヨン…300ml、 白ワイン…大さじ2、
みそ…小さじ1、 生クリーム(乳脂肪分35%)…大さじ3、 無塩バター…5g、
パルミジャーノ・レッジャーノ…大さじ2、 黒こしょう…適宜、

<事前準備>
①ふきのとうは、塩を入れた湯で、20秒ほど下ゆでし、粗みじんに切る。
②ふきのとう(10g分)はオリーブ油(大さじ2)で揚げ焼きにする。そのオリーブ油はとっておく。

<つくり方>
①たまねぎ、にんにくをみじん切りにし、オリーブ油(大さじ2)で炒め、白米を加える。
②ゆでたふきのとう(残りの30g)を加え、野菜ブイヨン(半量)、白ワインを加え、フタをして炊く。
③白米の水分が少なくなってきたら、残りの野菜ブイヨンを加え、全体を混ぜてふたをする。白米がアルデンテの状態になるまで5~8分ほど炊く。
④みそ、生クリームを混ぜ、③に加えてサッと炒めたら火からおろし、無塩バター、パルミジャーノ・レッジャーノを加え、手早く混ぜる。
⑤器に盛り、【事前②】のふきのとう、オリーブ油を加え、好みで黒こしょうをかける。

出典:番組公式ページ





晴れときどきファーム「里山で春を先どり!あかね色で染めて」: らら子的感想

私も草木染めは、身近な材料だと生藍や玉ねぎを使って染め物をしたことがあります。

あかね染めは初めて見ました。茜の天然染の色鮮やかさには本当にビックリしました!

今回使った日本アカネの根っこ。全然赤くないんですねー。木の根っこからあんなに繊細で美しい色が出るなんて驚きです。

見た目は茶色なのに、赤や黄色の色素が入っていてそれでちゃんと染まるって不思議です。
ちょっとした変化で色が変わったり、草木染って化学の実験みたいですね。

染め物って面白いなー。
私も春の山を散策してみたくなりました☆

そして「かっとう」の謎も。漢字で書く「葛藤」は、葛も藤もただただお互いに絡まってるだけかと思っていました。茜色と関係があったとは!!

今回習ったフキノトウのチーズリゾットもぜひ試してみたいです。

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