こんにちは。らら子です。
今回の『晴れ、ときどきファーム!』は「古民家と里山の大先輩にありがとう!」
なんと、10年間続いた番組の最終回です(涙)
今回は、元V6の長野博さん、森三中の村上知子さん、女優の滝沢沙織さんのいつもの3人で、お世話になった方々と思い出を語り合います。
人気番組なのになぜ?番組内で理由も明らかになるのでしょうか。
— ぶぶ (@yhoobooboo) March 25, 2023
目次
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」番組予告:再放送予定
- 晴れときどきファーム「最終回」終了!?理由はなぜ?打ち切り?
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」10年の思い出
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」アロイトマトはドコで買える?畑づくり先生は棚原力さん
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」太田哲雄さん 是友麻希さん
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」:杉山春信さん、田畑美智子さん、佐野洋夫・隆子さん
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」:おもてなし料理を作ろう!
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」ちらし寿司レシピ
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」お食事会庄司市郎さん
- 晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」らら子的感想やバックナンバー
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」番組予告:再放送予定
番組予告はこちらです。予告だけでウルウルさびしさが募ってきます。
今回が最終回となります。そこで古民家のMC3人を長年にわたり支え、尽力いただいた里山の達人たちを招き、感謝の気持ちを伝えます。振り返ればこの10年、いろいろなことがありました。みなさんとともに、思い出の出来事をたどります。視聴者の皆さまには、長い間ご視聴いただき、ありがとうございました。
出典:公式サイト
番組情報やバックナンバー&直近放送予定はこちらをご覧くださいね。
2023年
NHK 晴れときどきファーム!2022レシピバックナンバー・放送予定・過去の放送一覧
2022年
NHK 晴れときどきファーム!2022レシピバックナンバー・放送予定・過去の放送一覧
2021年
NHK 晴れ、ときどきファーム!2021レシピ:バックナンバー・再放送と過去の放送一覧
晴れときどきファーム「最終回」終了!?理由はなぜ?打ち切り?
『晴れ、ときどきファーム』は、都会に住む3人が平日は都会で仕事をし、週末に千葉県の里山にある古民家!で過ごすという設定です。
晴れときどきファーム!場所は?古民家やロケ地はどこ?里山は千葉県!晴れファームNHK晴れ、ときどきファーム!
実は元V6の長野博さん、森三中の村上知子さん、女優の滝沢沙織さんという現在のメンバーは2代目キャストです。
初代は千葉県内の別の場所で、「里山暮らし体験」をしていました。キャストや場所については、こちらをごらんくださいね。
晴れときどきファーム!出演者wikiプロフィール:初代キャストは誰?いすみ市?不祥事って?古民家の家賃はいくら?
2代の長野さん、村上さん、滝沢さんは10年にわたり、里山での半移住生活をがっつり実践してきました。
里山の達人の力を借りて、畑仕事をしたり、山菜を採ったり、海で釣りをしたり、工作をしたり。他県にも足を延ばしたり。
慣れない里山暮らしでの失敗もそのまま伝えてきました。
ナレーションで流れる古民家の「築〇〇年」も徐々に年を経て、これからますます楽しみと思っていた矢先にコロナ禍に突入。
達人にリモートで出演してもらったり、料理や試食の時は3人の距離をあけたり、時には3人そろわず2人で収録したり、庭で収録したり、いろいろな工夫がされていました。
コロナ禍を乗り切った!とワタクシ思っておりましたので、最終回とは悲しいです。人気番組なので視聴率不振による打ち切りとは考えられず。
コロナ禍と物価高でコストがかさむのか、スケジュールが合わないのか、はたまた古民家の大家さんの事情なのか。
番組では、本当の本当の事情は明かされなまま。また新シリーズの再開を願ってやみません。
では、最終回の様子をお伝えしていきましょう!
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」10年の思い出
今回の「晴れ、ときどきファーム!」は、なんと最終回!
築102年の古民家での里山暮らしも、実に10年。手作りにこだわって、食器や調味料なども作ってきました。
お世話になった里山の大先輩たちに、10年分の感謝を伝えます。
いつもの3人が、お庭にテーブルを広げて座っています。元V6の長野博さん、森三中の村上智子さん、女優の滝沢沙織さん。
10年前に3人が来たときは、畑は空っぽでした。
でも、夏ミカンの木だけはあって当時からふっさふさに実らせていたそうです。
台風で倒れた木をみんなで引っ張って、起こして支えの添え木を付けたこともいい思い出です。
10年前の映像が流れます。3人とも若々しいですね(^_-)-☆
この木はいまだに、みずみずしい実を実らせてくれます。さっそく今年の実をパクリ!「うん!酸味かちょうどいい!」美味しい~♪
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」アロイトマトはドコで買える?畑づくり先生は棚原力さん
畑づくりの思い出に花が咲きます。
最初の年にアロイトマトの種を探しに埼玉の飯能・野口種苗研究所まで出かけたことから、トマトづくりが始まりました。
アロイトマトはきわめて糖度の高い品種。埼玉県産の貴重な完熟トマトです。
「アロイ」はタイ語で「おいしい」という意味。F1の「桃太郎」を固定した、貴重な固定種の完熟トマト。出典:野口種苗研究所
「この種が欲しかったんです!」と興奮していた長野さんでした。
現在は「野口のタネ」で知られる、野口種苗研究所のオンラインショップで扱っています。
この種を引き継ぎ続けて、毎年美味しいトマトを実らせてきました。
野菜の種とか苗って毎年買うものだと思っていましたが、上手に種を収穫すれば、一度の購入で毎年作ることができるんですね!
なんとコスパのいい…!
畑の先生になってくれたのは、棚原力さん。
土づくりから、農薬を使わない野菜作りまで、畑づくりのすべてを教えてくれました。
そんな棚原さんも驚いた3人の挑戦が、国内では1%も自給率のないゴマの生産。半年をかけてゴマを育て、手作りのごま油を手に入れることができました!
棚原さんは、千葉県いすみ市で自然栽培と畑の学校をされています。自然栽培野菜教室も開催しています。
お米を作った田んぼも、10年前は雑草だらけの荒れ地状態。これを掘り起こし、3人で協力して元の田んぼに蘇らせました。
近所の方にも手伝ってもらって、田植えをして、収穫したお米は絶品!産休中の村上さんにも届けました。
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」太田哲雄さん 是友麻希さん
さらに、なんと!チョコレートも手作りしました。
カカオ豆をすりつぶすことから初めて、かかった時間はなんと7時間!
こうやって一から手作りした経験は、みんなの意識を変えました。
既製品を買ってきてしまえば、一瞬ですが、手間をかけて手作りすると味で返ってくる。
さらに、その工程は楽しい豊かな時間となることに気づいたといいます。
逆に少し心残りだったのは、バナナ。
9年前に植え、温室で育てましたが、実は一度もなりませんでした。
でも、立派なバナナの葉っぱを使った料理を教えてくれたのが、シェフの太田哲雄さん。
太田さんは、食べ歩きにハマったことで料理に興味を持ち、10年以上に渡り、日本、イタリア、スペイン、ペルーの料理店で腕を磨きました。
現在、NATIVO(ナティーボ)という世田谷区にあるお店をやっています。
その太田さんが教えてくれたのは、パチャマンカというペルーの伝統料理で、バナナの葉で食材を蒸し焼きにすることで、香りのいい絶品の料理がいただけました。
和食の楽しみを教えてくれたのは、料理研究家の是友麻希さんです。
是友さんは、2017年、東京 丸の内に発酵食と魚の飲食店「にっぽんのひとさら」をオープン。
発酵を通じて輝く人達を応援するために、発酵ライフ推進協会を設立し、日本全国に展開中の方です。
是友さんには、魚の捌き方、無駄なく美味しくいただく技を教わりました。
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」:杉山春信さん、田畑美智子さん、佐野洋夫・隆子さん
お皿やグラス、木の食器など、3人は今までたくさんのものを手作りしてきました。
中でも思い出深いのは、陶芸家の杉山春信さんと作った、ファームの土を使ったお皿。
土を掘りだし、釉薬を塗り、野性味のある茶色の味のあるお皿を焼き上げました。
杉山さんは、南総で古式穴窯を使った作品作りに励んでおられます。
ひざ掛けにしている布は、和綿の先生、田畑美智子さんに教わって作った、ファーム産の綿花が入ったもの。
種から育て、綿花を紡いで、布の中に入れました。
フワフワであったか。一から手作りしたので、思い入れもひとしおです。
木工職人の佐野洋夫さんとは、様々の木の雑貨を手作りしました。作業に没頭する楽しさを教えてくれました。
佐野洋夫さんは、茨城県出身。 千葉大学工学部工業意匠学科にて家具デザイン、様々な道具や機械の使い方を学びました。
卒業後は松戸にて彫刻や家具などを作り、20代でセルフビルドの家を作りました。
30年ほど前に妻の隆子さんと共にいすみ市に移住。
隆子さんは、手作りのフルーツの凍らしたものをお茶うけに出してくれたり、まさに里山暮らしの先輩です。
彫刻や家具、家作りを始め、田んぼや畑、加工食品、藁細工に炭作りなど、 自分の手でなんでも作ってしまう正真正銘の百姓でありアーティストです。
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」:おもてなし料理を作ろう!
雨と風の中、潮干狩りをしたり、滝沢さんを釣りに目覚めさせた船釣りなど、思い出は絶えません。
それにしても……3人とも10年前から変わってなくてビックリ!
さすが芸能人ですね。
時間の経過を感じさせない若々しさ……!秘訣が知りたいものです。笑
さて、今日は10年分の感謝を込めて、お世話になった方々へおもてなし料理をふるまいます。
さっそく、畑へ食材探しへ。
まずは旬の菜の花。ロマネスコや芽キャベツも採れました。
その他、ラディッシュやジャガイモなどたくさんの野菜が収穫できました。
作るのはちらし寿司。
ラディッシュを薄く切り、ロマネスコ、菜の花、芽キャベツもそのまま茹でます。
滝沢さんが釣った……のではない、買ってきたタイですが、立派なタイを漬けにします。
ファームで3年熟成した醤油も登場します。そうそう、これも作ったんですよね。
さらに手作りしたゴマを入れたものに漬けます。
ファーム産のお米に、これも手作りの梅酢を使って色鮮やかに。
食材も調味料も手作りした、美味しそうなちらし寿司が出来上がりました。
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」ちらし寿司レシピ
番組内で作った「ちらしずし」のレシピはこちらです。野菜たっぷり!おいしそうですね。
■「ちらしずし」
<材料>4人分
タイ…200g、 こいくちしょうゆ…大さじ4、 みりん…大さじ4、 すりごま…大さじ4
白米…3合、 梅酢…大さじ5、 きび砂糖…大さじ3、 ラディッシュ…6個、 かぶ…1個、
かぶの葉…2本、 わさび菜…3枚、 ロマネスコ…1個、 菜の花…4本、 芽キャベツ…6個、
スティックセニョール…3本、 錦糸卵…適量、 塩…適量<事前準備>
・白米を炊く。<つくり方>
① ラディッシュは薄切り。かぶは8等分に切り薄切り。かぶの葉とわさび菜はみじん切りにする。
② ①に塩ひとつまみを加えて揉み、3~4分置いて軽く水気を絞る。
③ ロマネスコ、菜の花、芽キャベツ、スティックセニョールは、塩ひとつまみを加えたお湯でさっとゆで、水気をしぼり、食べやすい大きさに切る。
④ タイを薄く切る。
⑤ こいくちしょうゆ、みりんを鍋に入れ、弱火にかけ、ひと煮立ちさせ、あら熱を取る。
⑥ ⑤にすりごま、④のタイを加えて漬け込み、約40分冷蔵庫で冷やす。
⑦ 梅酢、きび砂糖をよく混ぜ合わせ、炊きあがったご飯に回しかけ、しゃもじで切るように混ぜる。
⑧ ⑦の酢飯に②、③の野菜、⑥のタイ、錦糸卵を盛り付けて完成。
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」お食事会庄司市郎さん
さっそくお世話になった皆さんが集まってくれました。
みんなでちらし寿司をいただきます。
畑の先生、棚原さん。土づくりから教わりました。ごまを育ててごま油をしぼりたいと長野さんが言い出した時は、絶句していたのもいい思い出はなしです。
里山生活の達人、佐野さんご夫妻。BGMは佐野元春。今回もお約束。この番組はBGMの選曲がダジャレぽくて、ワタクシも楽しみにしていました。
お米の先生、庄司市郎さん。地元・鴨川市に代々すむ農家さんです。
なるべく自然の力で作りたいと伝えたときは、戸惑っていた庄司さん。でも、一緒に挑戦していただいて、ここまでたどり着きました。
こうじの先生、皆さんよりひときわ若い、及川涼介さん。地元・鴨川の芝山糀店の店主です。カカオ豆を使ったカカオ味噌など、及川さんにとっても新しい挑戦でした。
皆さんの協力の、集大成がこのちらし寿司に詰まっています。
もともとは便利な生活が好きだった村上さんも、この10年の経験で、なんと「気がついたら山を買ってしまっていた」とのこと。
買ったものとつくったものの満足度の違いに気づかされたといいます。
棚原さんには、3人の心も熟成されたねと言ってもらうことができました。
この10年の里山生活は、3人に大きな影響を与えたんですね!
私も自分ではなかなか経験することができない、本当の手作りを疑似体験することができて、本当に楽しかったし、多くの発見がありました!
また、特別番組とかで、「その後のファーム」をやってほしいなーと思います♪
晴れときどきファーム最終回「古民家と里山の大先輩にありがとう!」らら子的感想やバックナンバー
あー終わってしまいました。この先、古民家や畑やたんぼは野放しになってしまうのでしょうか。
家って人が住まないと、どんどんいたんでしまうんですよね。
築90年の古民家が、番組ロケで息を吹き返し、築100年を超えてきたのに、これからどうなってしまうのか心配です。
3人で耕した畑やた新たに植えて収穫を待ちわびている果物たち。みんなどうなっちゃうのかなぁ。使われなくなって荒れ果てちゃうのかな。
だれかが引き継いで「晴れときどきファームカフェ」とか「晴れときどきファーム民泊」とか、はじめてくれたらいいのに。
番組がきっかけで山を買っちゃったという村上さんや、海釣りに目覚めた滝沢さんが手を入れてくれないかしら。
ワタクシらら子がブログをはじめてから足掛け3年。コロナ禍で遠くに出られない時も、この番組を見て小旅行気分を味わっていました。ありがとうございました。
もっともっと3人のチームワークと里山の変化を見ていたかったです。パワーアップして、また戻ってきてくださいね。
番組情報やバックナンバー&直近放送予定はこちらをご覧くださいね。
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