こんにちは~。 らら子です。
今回は、文楽三味線の鶴澤清公(つるざわ せいこう)さんをご紹介します。
公演では三味線だけでなく胡弓や琴を担当することが多く、目立っています。
超若手中心のうめだ文楽でもおなじみなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
小顔につぶらな目目がい印象的です。
どんな方なのでしょうか?さっそくプロフィールを見ていきます。
目次
鶴澤清公さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?
こちらが清公さんのプロフィールです。
誕生日:昭和57(1982)年8月22日
出身地:広島県
本 名:吉原草介[芸 歴]
- 平成16(2004)年 4月 国立劇場文楽第21期研修生となる
- 平成18(2006)年 4月 鶴澤清介(つるざわ せいすけ)に入門、
- 鶴澤清公(つるざわ せいこう)と名のる
- 平成18(2006)年 7月 国立文楽劇場で初舞台
[受賞歴]
- 平成28(2016)年 4月 第35(平成27年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
- 平成29(2017)年 2月 平成28年度大阪文化祭賞優秀賞賞
- 平成30(2018)年 4月 平成29年度文楽協会賞
- 令和 4年 3月 令和3年度 文楽協会賞(三味線の部)
- 令和 5年 3月 第42回(令和4年度) 国立劇場文楽賞 奨励賞
清公さんは、広島県生まれ。文楽のおうちに生まれたわけではなく、写真館の息子さんだそうです。
大学では日本文化を専攻。大学1年の時に初めて文楽を観劇して衝撃を受け、文楽の道に進みます。2年間文楽研修生として研鑽を積み、2年後に鶴澤清介さんに入門。
鶴澤清公さんとなります。その年の7月に初舞台。
令和 4年 3月にも令和3年度 文楽協会賞(三味線の部)受賞です。
三味線方として10年を超え、この数年はめざましい受賞歴ですね。
鶴澤清公さんの入門のきっかけは?清介さんとの師弟愛。家族は?
大学で日本文化を専攻していた清公さん。授業の一環で歌舞伎や能やお祭りなどの伝統芸能を鑑賞しにいっていた大学1年の時、初めて見た文楽の「三番叟(さんばそう)」に大感動。
たまたまロビーにあった文楽研修生の募集のチラシを見て、さっそく申込を決意。地元に帰って両親に伝えると賛同されて研修所に。
人形遣いを目指します(え?)
研修所では、2年間のカリキュラムで三業(三味線・太夫・人形遣い)を一通り学びます。
技芸員とは?読みや意味をわかりやすく解説:技芸員になるには?
研修の中で三味線の先生だった鶴澤清介(つるざわ せいすけ)さんに出会い、「師匠と呼びたい!」と、三味線に転向されたそうです。
初文楽で人形に一目ぼれ、師匠にも一目ぼれ、そして三味線の道に進むことになりました。
すごい!
文楽の女神さまだけでなく、三味線の神様にもモテモテですね。
研修所を修了すると、もちろん鶴澤清介さんに入門。理由は「『ウチの師匠』、という感じがウチの師匠だったんです。」だそうです。
ご両親が師匠に挨拶にいらしたときは、「石にかじりついてもなんて思わずに、合うなぁと思ったら続けたらええんです。」とおっしゃったそうで、なんともほのぼのとした気持ちになります。
もちろん、清公さんの演奏姿を拝見していると、「合っている!」としか言いようがありません。清公さんは、結婚してお子さんもいらっしゃるようです。
鶴澤清公さんの趣味!実はヅカオタ!大の宝塚歌劇ファン!ごひいきは花組トップ柚香光(ゆずか れい)さん??
清公さんは大のヅカファン!
イケメン太夫の豊竹咲寿太夫(とよたけ さきじゅだゆう)さんも、宝塚好きを公言していますが、よく宝塚の話で盛り上がっているそうです。
清公さんとは宝塚の話題で盛り上がっています(`・ω・´)#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/6Y58w8lvwN pic.twitter.com/GzhwyrVBbL
— 咲寿太夫(さきじゅ)@人形浄瑠璃文楽太夫 (@sakiju) January 12, 2019
花組トップに柚香光(ゆずか れい)さんが決定した時は、清公さんと喜び合ったという咲寿太夫さんのツイートも見ました。わかりみがあるというか、すごく納得します。
そして、清公さん、楽屋には必ず皆から見えるように宝塚歌劇の公演チラシを飾ってあるそうです。これは、ご自分のメンタルを整えるために効果があるとか。
そして、もう一つの効果は……。
タカラジェンヌが観劇に来ると、他の技芸員がすぐに清公さんに知らせる体制ができてるそうです(*’▽’)
そして、清公さんはおもむろに用意してある色紙ならぬ三味線の胴板を持って、サインをもらいにいらっしゃるそうです。
伝統芸能の明日を背負ってたつ花形二人が、紋付き袴で、あるいは肩衣をつけて宝塚について語り合う……。なんてステキなお話でしょうか……。しみじみ。
鶴澤清公さんのインスタグラムやTwitterは?
ご実家は写真館だという清公さん。カメラとか得意そうですが、インスタもフェイスブックもTwitterも見つかりませんでした。見つかったら追記しますね。
らら子の萌えポイント
いつもきちんとした、たたずまいで、真摯に三味線に向き合っている印象のある清公さん。お琴や胡弓も扱うので、前から注目していました。改めて経歴を拝見すると、なるほどーと納得したり、驚いたり。
三味線歴10年を超えて、大きな曲が増えてくると思いますが、これからもますますご活躍をお祈りしています!
宝塚大劇場でもばったり会っちゃうかも!もちろんそっと遠巻きで見守らせていただきます。
参考にさせていただいたサイト
公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html
高岡美樹のべっぴんラジオ日記 鶴澤清公さん
http://www.obc1314.co.jp/blog/miki/?p=33467
http://www.obc1314.co.jp/blog/miki/?p=33538