こんにちは~。 らら子です。
今回は、人形遣いの吉田簑二郎(よしだ みのじろう)さんをご紹介します。先年ご引退なさった吉田簑助さまの一番弟子です。巧みな人形遣いで重要なお役を遣っています。
どんな方なのでしょうか?さっそくプロフィールを見ていきます。
コテンゴテンさん企画『観劇とアフタートーク』吉田簑二郎さん回へ。「恥しがり屋で…最初で最後」のご出演。自分なりに工夫してきたと自負ある振のお話や、文楽に入るまでなど、お話し振りも楽しく、あっという間。各公演、1つは何か考えます、来秋公演のも「また機会あればお話ししま……ハハハ」。 pic.twitter.com/a2v9CYi3xz
— 横著 (@outyaku) July 31, 2021
目次
吉田簑二郎さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?
こちらが簑二郎さんのプロフィールです。
誕生日:昭和29(1954)年6月27日
出身地:兵庫県
本 名:松井利通[芸 歴]
- 昭和51年 5月 国立劇場文楽第3期研修生となる
- 昭和53年 4月 三代吉田簑助(よしだみのすけ)に入門
- 吉田簑二郎と名のり、大阪 朝日座で初舞台
[受賞歴]
- 平成 5(1993)年 1月 第21回(平成4年)文楽協会賞
- 平成 6(1994)年12月 平成5年度因協会奨励賞
- 平成 8(1996)年 1月 第24回(平成7年)文楽協会賞
- 平成11(1999)年 1月 第27回(平成10年)文楽協会賞
- 平成13(2001)年 7月 平成12年度因協会奨励賞
- 平成17(2005)年 1月 第24回(平成16年度)国立文楽劇場文楽賞文楽奨励賞
- 平成19(2007)年 1月 平成17年度因協会賞
- 令和 5(2023)年 3月 第42回(令和4年度) 国立劇場文楽賞 優秀賞
吉田簑二郎さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?
簑二郎さんは、兵庫県の生まれ。21歳の時に文楽研修生3期生となります。2年の研修を経て吉田簑助さんに入門。吉田簑二郎(よしだ みのじろう)と名のって初舞台です。
同じ簑助門下に吉田簑一郎さんもいらっしゃいます。一郎、二郎ですが、簑二郎さんの方が入門が3年早い兄弟子です。
簑二郎さんは実質的に吉田簑助さんの一番弟子です。手先が器用と言われていて、首や人形の指先まで表情豊かに動きます。包丁や三味線などの小道具さばきもお手の物。
吉田簑助さんはポーカーフェイスで人形をきれいに遣うという印象がありますが、簑二郎さんもそんな感じがします。
2021年4月24日に行われた吉田簑助さんの引退セレモニーでは、お身体の不自由な師匠をそっと支えていらっしゃいました。
簑二郎さんと簑助師匠、芸だけでなく外見もちょっと雰囲気が似てますね。師弟愛が強いと似てくるのかもしれません。
吉田簑二郎さんの経歴・入門のきっかけ・趣味、特技は?
芸の幅は広く、娘役(むすめやく)、老女形(ふけおやま)、老役(ふけやく)、若男(わかおとこ)と老若男女を巧みに操る実力派です。
初舞台以来、順調に受賞を重ねていらっしゃいます。
吉田簑二郎さんは、後輩やアマチュア人形芝居劇団の指導、文楽の普及にも熱心に活躍していらっしゃいます。
簑二郎さんの入門のきっかけや、特技や趣味、ご自身のSNSなどは見つかりませんでした。
SNSでは、簑二郎さんの人形解説や指導について投稿されているのをいくつか見つけることができます。
それによると、簑二郎さんのお話は、とてもわかりやすく楽しいそうです。研究熱心な簑二郎さんだけに実践的でためになるんでしょうね。
御本人はとてもシャイな方だそうですが、私も一度お話を伺ってみたいです。
吉田簑二郎(よしだ みのじろう)さん のWiki的プロフ:らら子的萌えポイント
らら子的には「コツコツと」という印象がある簑二郎さん。この方が舞台にいると、舞台が締まるというか安定感がでるように思います。
あと、簑二郎さんの遣う人形はすごく手が動きます。指先が器用にまめに動いているんです。
お裁縫とかお料理とか、髪を直したり、ちょっとしたしぐさがとてもリアル。ぜひこんど注目してみてくださいね。ワタクシは簑二郎さんのお役で、小道具を使うところがあるとワクワクしちゃいます。
これからもいろんな役を拝見して、匠の技にうなってみたいです。
今後もますますご活躍をお祈りしております。
参考にさせていただいたサイト
公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html
相模人形芝居下中座日記 http://shimonaka-za.seesaa.net/article/441881052.html