今回の「世界はほしいモノにあふれてる」は、鈴木亮平さんのとっておき旅をご紹介!
2021年9月20日放送した、「青」だけを巡る旅を改めて見返します。
初回放送日の様子はこちらをご覧くださいね。
NHKせかほしブルー「世界はほしいモノにあふれてる「―BLUE― 色をめぐる旅」お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!
JUJUさんの推し旅についてもご覧くださいね。
せかほしJUJUさんのとっておき旅!イタリアパスタ修業:5周年アンコール JUJUとっておき旅
世界はほしいモノであふれてる:祝5周年!とっておきの旅SPの生放送の様子はこちらもどうぞ。
せかほし:祝5周年!とっておきの旅SPお店や場所はドコ?世界はほしいモノにあふれてる
目次
せかほし鈴木亮平のとっておき旅:トルコの青
まず初めは、トルコ。
アジアとヨーロッパの間にあるエキゾチックなこの国。
世界遺産のパムッカレ、ブルーモスクなど、この国は「青」にあふれています。
トルコ人にとっては、青は欠かせない色のようです。
そんな国をめぐるのは、Heaben’sDoor共同経営者のお二人。
インテリアバイヤーのアスラン梢さんと、トルコ人の夫、ファドゥルさんご夫婦です。
トルコ最大の都市、イスタンブール。
さっそく、2人が見つけたのはトルコランプ。
MISSION:心癒さられるブルーのランプを探せ
2人が向かったのは、トルコランプの卸売店。
店内には1000個を超えるランプがずらり。
どれもキレイで不思議な世界観が広がっています。
ファドゥルさんが見つけたのは、モザイクランプという、小さなガラスが手作業で貼られている美しいランプ。
電気を付けると、淡い青い光が広がり、消しても、キラキラと存在感がありとてもキレイです。
JUJUさんと鈴木亮平さんのいるスタジオにも、この青いランプが登場。
青色が大好きという鈴木亮平さんは、いつもに増して興味津々の様子です。
MISSION:日本未上陸のブルーアイテムを探せ
アスランさん夫婦が次に向かったのは、シリアとの国境の町、マルディン。
昔にタイムスリップしたような不思議な雰囲気のあるこの町。
ここの名物が、見慣れない真っ青な、青いアーモンド。
この地方のハーブを使って色を付けているそうです。
マルディンの特徴は、青いドア。
土や石の家の多いマルディンは、なぜか家のドアだけが青く塗られています。
ドアが青い理由は…なんとサソリが入ってこないようにするため。
サソリは青を見ると、火だと思い入ってこないそうです。
砂漠の乾燥地帯ならではの、実用的な意味があるのですね。
次に2人がやってきたのは、地元のアクセサリー工房。
ここで作られているのが、マルディンナザール。
この地で千年以上受け継がれてきたお守りのようなものです。
空いている穴が、他人からの嫉妬や羨望から守ってくれるという意味があるそうです。
ここでは、結婚式で花嫁さんが身につける習慣もあるそうです。
これを繊細な、銀線細工と組み合わせて、現代の若い人でも身に着けやすいオシャレなアクセサリーに生まれ変わったマルディンナザール。
パキッとした青色がアクセントになって可愛いです。
せかほし鈴木亮平とっておき旅:ミステリアスブルー
お次はミステリアスブルーのご紹介。
まずはカリブ海にぽっかり空いた穴、ブルーホール。
そして、インドネシアの火山、青い炎が立ち上り、ブルーファイヤーと呼ばれています。
そして、アフリカ、サハラ砂漠一帯を活動の場とする、トゥアレグ族。
なぜか青い布に全身を身にまとっています。
お次はこの、トゥアレグについて。
MISSION:美しき”青の民”トゥアレグを探せ
モロッコの経済の中心地、マラケシュ。
モロッコのドキュメンタリスト、レダ・ファハールさんと協力してトゥアレグを探します。
まずレダさんが向かったのは、4000もの店がひしめく商業地スーク。
様々な民族が商いにやってくるこの場所で、トゥアレグの情報を聞き込みします。
人気の観光地ジェマ・エル・フナ広場にも立ち寄ります。
そんな中、サハラ砂漠に面した町、ザゴラへ行くといいという情報をゲット。
早速、向かいます。
聞き込みをしていると、青い色を来た若い男性が。
自称トゥアレグといいますが、レダさんには信じられない様子。笑
とりあえず彼について行くことに。
着いたのは、布屋。店主の男性が見せてくれたのは、トゥアレグが使っているというインディゴの布。
藍染めの布は、砂漠の強い日差しから皮膚を守ってくれるためのものなのだそうです。
MISSION:美しき”青の民”トゥアレグを探せ
次の日は最終日。
町で聞き込みをしていると、トゥアレグと知り合いだという男性に出会いました。
彼について、砂漠に向かうことに。
到着したのは、砂漠の中に立つ1軒の家へ。
ところが、出てきた男性は、白い布をまとっています。
放牧の青い民が、砂漠の家で白い服…?
実は、モロッコがフランスから独立して、国境が定められた1956年以降。
トゥアレグが砂漠を自由に移動することは出来なくなってしまいました。
交易ができなくなったトゥアレグ達は、生活が一変。
高価な藍染めの服に袖を通すのは、客人が来たときだけになってしまったそうです。
この家の主、アブドラ・ラファーフさん。
藍染めの染料が手に入った時だけ、自ら布を青く染めています。
自分たちの手で染めているんですね。
アブドラさんが子どもの頃は、日常的に、自分たちの手で布を染めていたそうです。
アブドラさんが使っている鍋も、両親から受け継いだもの。
染めあがった青い布をアブドラさんは息子さんに託しました。
トゥアレグにとって、青は空の色であり、自由の色。
代々受け継いできた、民族の象徴のようなものなんですね。
せかほし鈴木亮平とっておき旅:ロイヤルブルー
つづいて、舞台はイギリスへ。
イギリスといえばロイヤルブルー。
タスマンインターナショナル代表取締役、岩谷好和さんと一緒にロイヤルブルーを探す旅をします。
以前出演した回はこちらもご覧下さいね。
NHKせかほしイギリス:「英国ティー文化をめぐる旅」アンティークバイヤー岩谷好和さん!お店や場所はどこ?世界はほしいモノにあふれてるネタバレ:出演者情報もお見逃しなく!
MISSION:幻のフローブルーを探せ
岩谷さんがやってきたのは、イギリス東部、アンティークマーケットが半年ぶりに開かれています。
探しているのは100年以上のもの。
フローブルーとは、当時、石炭の温度が不安定で、顔料の成分も一定でなかったために偶然生まれた、流れるような青色がにじんだ食器たちのこと。
同じものは1つとない、希少なものなのです。
今回、岩谷さんが狙っているのはフローブルーのティーポット。
ティーポットは、取っ手が欠けていたり、蓋がなくなっていたり、保存状態が良いものが少ないのです。
マーケットでマダムブルーと呼ばれる、フローブルーの収集家がいるという情報を得た岩谷さん。
早速、その方がいるというリンカンという町にやってきました。
ヨーロッパ最大級のアンティークセンターの一角のお店へ向かいます。
登場したのは、マダムブルーこと、デビー・ダウティさん。
知る人ぞ知る、フローブルーコレクターです。
様々な場所に行っている岩谷さんでも、見たことがない!と驚くほどの品ぞろえ。
これほど一式でフローブルーの食器がそろっているのは、とても珍しいそうです。
中でも目を引いたのは、130年以上前のティーポット。
欠けた部分などもなく状態も完璧です。
スタジオのJUJUさんの前に、そのフローブルーのティーポットが登場です。
濃い青から薄い青へのグラデーションが美しい。
イギリスの霧を思わせる美しさです。
鈴木亮平さんの前には、洗面器と水差し。
巨大なフローブルーの陶器が登場です。
水道のない時代は、こんな優雅なもので顔を洗っていたのですね。
せかほし鈴木亮平とっておき旅:青い宝石
つづいては、宝石!
教えてくれるのは、talkativeデザイナーのマロッタ忍(しのぶ)さんさん。
世界を飛び回って選び抜いた石を使って、ジュエリーをデザインしています。
マロッタ忍(しのぶ)さん以前の出演回もごらんくださいね、
NHKせかほし宝石:マロッタ忍(しのぶ)さん「世界にひとつの宝石を探す旅 香港&オーストラリア」 世界はほしいモノにあふれてるネタバレ:お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!
そんなマロッタさんが注目するのが、ティールサファイア。
向かったのは南半球オーストラリア。
サファイヤジムフィールド。なんと町の名前がサファイヤになっている町です。
サファイヤが見つかるのが、地下12メートルほどの採掘地。
青から緑へのグラデーションが美しい、小さな宝石が採掘されています。
青好きの鈴木亮平さん。
地球の色だから安心するのかも、とのこと。
確かに、これだけ世界中で愛されているのには、身に着けていると安心するという、そんな理由があるのかもしれません。
世界中の青を巡る旅。
新しい視点でとても面白かったです!