NHKせかほしニット「ほっこり ニット旅 イギリス&スウェーデン」 NHK世界はほしいモノにあふれてる:セーター出演者情報もお見逃しなく!

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『せかほし』は、「セーター」。寒くなると恋しくなるセーターが登場します。”心も体もほっこり、手編みのニット。ニットデザイナーの三國万里子さんが極上のニットを求めて旅をする。出典:番組公式ページ”

番組紹介のスポットはどこでしょうか??

話題のボーヒュースニットについてはこちらにまとめた記事もあわせてご覧くださいね。

ボーヒュースニット(Bohus knit)。日本でも数年前に大流行しました。もとはスウェーデンのある地方で、ほんの数年だけ製造されていたとい...





せかほし:本日のバイヤーさん
ニットデザイナー 三國万里子(みくに まりこ) さん

せかほし:本日のバイヤーさんは、ニットデザイナー 三國万里子(みくに まりこ) さん。

三國さんのプロフィールはこちらです。気仙沼ニッティングのサイトからお借りしました。セータ―は三國さんのデザインだそうです。

三國万里子
Mariko MIKUNI
ニットデザイナー。
1971年、新潟生まれ。
3歳の時、祖母から教わったのが編みものとの出会い。
早稲田大学第一文学部仏文科に通う頃には、洋書を紐解き、ニットに関する技術とデザインの研究を深め、創作に没頭。
大学卒業後、いくつかの職業を経た後に、ニットデザイナーを本職とする。

出典:気仙沼ニッティング公式ページ

さらに詳しいプロフィールはこちらもご覧くださいね。

https://bunrakukimono.com/mikuni-mariko-8569

オーダーしてから納品まで2年待ちという人気の気仙沼ニッティング。NHK『美の壺』セーターの回でも紹介されました。

https://bunrakukimono.com/btb-435-sweater-3526

あの素敵なセーターが三國さんのデザインだったんですねー。





ニットデザイナーの三國万里子さんが極上のニットを求めて旅をする。

ニットデザイナーの三國さんは、愛らしいデザインで日本のニット界を牽引。三國さんは古着も大好き。古着オン古着の着こなしも楽しんでいます。ビンテージものをうまくファッションに取り入れています。






羊毛で栄えた歴史をもつロンドン。

三國さんは、日本でのビンテージイベントの準備のためにロンドンに渡ります。

まずは、ヒツジの国イギリスへ。イギリスの田園風景には、草の上に点々と散らばったような羊が欠かせませんよね。イギリスの首都ロンドンには質の高い古着を扱うビンテージショップがたくさんあるそうです。

2017年に行われた糸井重里さんの「ほぼ日」主催の「生活のたのしみ展」が好評で、来年(2020年)の冬規模を拡大して開催するそうです。今回はその買い付けに。






個性的でおしゃれなビンテージを探して名店を巡る。

まずはクラーケンウェル・ヴィンテージ・ファッション・フェアにやってきました。ファッショニスタは毎日どこかのマーケットで掘り出し物を探すんだそうです。

クラーケンウェル・ヴィンテージ・ファッション・フェア (Clerkenwell Vintage Fashionfair)

洋服に限らず三國さんの日常は少し変わっていてかっこいいものに囲まれています。三國さんの着こなしは、ニットのマフラーや70年代のスーベニアスカーフ。三國さんのニットはスカーフと合わせるのがポイント。

白いふわふわのニットを見つける三國さん。「私よ」っていうニットですねーとニットから「不器用な子が作った」という独特の物語を想像します。

次のビンテージの名店では、中国の刺繍の入ったニットを見つけますが、「今じゃないな」と手放します。

アーツアンドクラフツ運動について語る三國さん。今と当時をミックスしたいと語ります。

アーツ・アンド・クラフツ運動(Arts and Crafts Movement)は、イギリスの詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリス(1834年-1896年)が主導したデザイン運動である。 美術工芸運動ともいう。1880年代から始まった。出典:Wikipedia





せかほしスタジオに三國さん登場

古着好きの三浦さん達。スタジオで着こなしについて話が尽きない3人。

JUJUさんは、マフラーまっすぐ編めた試しがないそうですー。

胸を打つほど繊細!“女王に献上されたショール”とは。

カリスマバイヤーにやってきました。レズリーさん。

サンナ地方の手袋、サンナグローブ。苦心して作った人の名前も編み込まれています。

ベッドジャケット。朝起きたときに羽織る白いカーディガン。ベッドに入ったまま朝メイドがもってくる朝食を食べるときに羽織るもの。

ひゃー。

100年以上前のビクトリア朝時代に、シェットランド地方で編まれたシェットランドショール。一度だけ撚った糸で編まれたショールは、結婚指輪を通りぬけるぐらい薄いニット。名プリンリングで実演されると、三國さん「胸を打つような気持ち」と感激の面持ちの三國さん。

https://www.facebook.com/NHKonline/posts/3122092034484107?__tn__=-R



ロンドンの毛糸やさん

毛糸やさん”World and Woolly”のオーナーのアンさん。色とりどりな様々な素材の毛糸を紹介してくれます。ご自慢のニットを常連のお客さんたちが次々とおひろめ。

JUJUさんの声「これ!あめるんですか!」





スタジオで三浦さん編み物に挑戦!ニッター春馬誕生!?

「三浦春馬も手編みに初挑戦!?」という予告動画でも「おもしれー!」という声が聞こえてきたような(笑)
きっと、んでしょうね。

ここで神の声!
今まで手編みマフラーをもらったことも編んだことがない三浦さん。
編み物に挑戦!目を輝かせて没頭する。あれ?すごくの見込みが早い??

「ニッター春馬」って名のっちゃえば?とJUJUさん。

「編み物の苦労を知ったから、これからはニットもらったらすごく感謝できると思う。」

なんてかわいいことをいう春馬さん。

「きっと山ほど来るよ!」とJUJUさん。

でしょうねえー(にやにや。





さらに、世界のニッターが憧れる「幻のニット」ボーヒュースニットを求めて北欧スウェーデンへ。

三國さん、北欧スウェーデンへ向かいます。冬が長いスウェーデンは、伝統的に編み物や刺繍が盛ん。
スウェーデン第二の都市イェーテボリにやってきました。お目当てはボーヒュースレン地方で生まれた幻のニット。






「幻のニット」ボーヒュースニットと対面

1930年代に人気を集めた「幻のニット」ボーヒュースニットを探してあちこちを探す三國さん。今は、編む人がいなくなって、品を探すのは一苦労です。

博物館(Bohusläns museum https://www.bohuslansmuseum.se/en/)にいって、本物のボーヒュースニットに出会います。案内してくれるのは博物館の学芸員のアンナレーナさん。

裏目と表目を交互に組み合わせてグラデーションが複雑に編まれています。

エンマ・ヤコブソンという女性がボーヒュースニットは不況におちいった石切り職人の妻たちの編み物に目をつけて、斬新な手編みニットを生み出す会社を作りました。

絶大な人気を誇ったボーヒュースニットは、近代化の波にのまれてその幕を閉じます。

三國さんは、ボーヒュースニットの女工さんの最年少だったニッター、シャスティン オルソン(Kerstin Olsson)さんを訪ねます。当時の作品を見ながら誕生秘話を語ってくれます。

シャスティンさんに編み方を習う三國さん。機械編みレベルの細い糸で複雑に編んでいきます。

シャスティンさんはいまも自分のスタジオでボーヒュースニットを後世に伝えています。

https://twitter.com/KDDandco/status/658268186769539072





せかほし:スタジオでJUJUさん三浦さんボーヒュースニットに会う!!

特別に博物館から1点だけ借りてきたボーヒュースニットの素敵なカーディガンが登場します。

興奮を隠しきれないお二人。

許可をもらってるので持ってみてもち上げてもいいですよ、といわれ、JUJUさん触ってみます。そして胸元に当ててみるとJUJUさんにぴったり!
「一枚だけでLOOKが完成しますね」とJUJUさん。ほんと、インパクトがあります。

ボーヒュースニットはとても高額だったそう。
セレブや王族とか限られた人がご愛用だったそうです。

なるほどね、だよね。





光り輝く毛をした珍しいウサギ、失われゆく秘伝の技を持つ職人と出会う。

スウェーデンは、昔から人とウサギが共存しているようですね。
三國さん、今度は羊毛家のパニッレさんを訪ねます。

Angora Garnet

ボーヒュースニットにはアンゴラウサギの毛が使われてきたそうです。
三國さんふわふわのウサギを抱きしめています。どんな抱き心地なんでしょう??

パニッレさんは、ボーヒュースニットのリバイバルに取り組んでいます。
さっそく毛をかっていくパニッレさん。ウサギと人間の信頼関係がないとむずかしいそうです。
光り輝く毛は、ストレスがないウサギならではのもの。





ボーヒュースニット用の毛糸を入手。

美しく染色されたボーヒュースニット用の毛糸が登場。
当時の編み手を探して編んでもらっているそうです。

パニッレさんオリジナルも所蔵しています。

当時のボーヒュースニットはとても高価なものなので、お母さまの遺品を譲ってくれる人がいたりして、オリジナルを集めているそうです。

試着させてもらって夢心地の三國さん。

「世界はほしいモノにあふれている」、でもなかなかほしいモノは手に入らない。

イベント用に毛糸のセットを仕入れることにした三國さん。
「編んでいる間ずっと楽しくて編みあがったら着ることもできる。」とご満悦です。



せかほしスタジオでアフタートーク

美しいモノは、国や時代を越えてずっと人を感動されることができることが一番の発見というか確認した、と三國さん。
今年はニットを楽しみたい、そしてスカーフを楽しみたいと語るお二人。
JUJUさんはビンテージもののスカーフをたくさん持っているそうです。
「え、じゃあ貸して?」と三浦さん。キャッキャ盛り上がって楽しそうです。

私もそうしたいなー。スカーフとニットの組み合わせ。今年は挑戦してみよう^^



おまけ:ロンドンの指人形屋さんで日英ニット交流

セーター屋さん以外に、ロンドンにある指人形屋さんに寄ります。
ニット製の指人形を作って売っているリンダさんのお店です。

テディベアを編む様子を見せてもらっているうちに、三國さん「私、別の編み方知ってる」と、尻尾の部分の編み方を実際にやって見せてあげます。

「やってみる?」とリンダさんに編み方を教えてる三國さん。
「来てもらってよかったわ」とリンダさんをニコニコ。

ニットで交流。日英合作のテディベアが出来上がりました。
ちょっと尻尾が長めなのがポイント。



あわせて読みたい:ほっこり&セーター

『世界はほしいものにあふれてる』「冬のほっこり」特集でもボーヒュースニットが紹介されました。ニットの他にもほっこりする北欧の照明や冬のグルメが紹介されました。

こんにちは~。らら子です。 今回のNHK 『せかほし』は冬の総集編、「冬のほっこりスペシャル」。 今までの放送回の中から冬をほっ...

セーター好きさんは『美の壺』のセーターの記事もどうぞ。三國万里子さんがデザインをプロデュースした気仙沼ニットも紹介されました。

こんにちは~。らら子です。 今回のNHK 『美の壺』は、「セーター」。 気仙沼のカシミヤセーター、アランセーター、フェアアイルセータ...





『世界はほしいモノであふれてる』放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。

総合 毎週木曜 午後10時30分
再放送 毎週火曜 午前1時10分(月曜深夜25時10分)

【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/
バイヤー’sVOICE https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/26/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル  https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツユニット(レスポンシブ)