こんにちは~。らら子です。
文楽って人形浄瑠璃っていうぐらいなので、人形劇ですよね。
だから、テレビでしか楽しめないのかと思ってました。
でも、ラジオでも楽しめるんですねー。
義太夫節の浄瑠璃なんだからそりゃそうだ。
ということで、ラジオ放送の情報です。
目次
邦楽百番 ▽義太夫「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」寺入りの段(てらいりのだん)~寺子屋の段(てらこやのだん)(前)
「義太夫「菅原伝授手習鑑」寺入りの段~寺子屋の段(前)」竹田出雲・並木千柳・三好松洛ほか:作詞,(浄瑠璃)豊竹藤太夫(竹本文字久太夫改め),(三味線)鶴澤清友
楽曲
「義太夫「菅原伝授手習鑑」寺入りの段~寺子屋の段(前)」
竹田出雲・並木千柳・三好松洛 ほか:作詞
(浄瑠璃)豊竹 藤太夫(竹本文字久太夫改め)、(三味線)鶴澤 清友
(47分00秒)~NHK大阪局R-1スタジオ~
今回は、文楽の三大名作『菅原伝授手習鑑』から寺入りの段~寺子屋の段を放送します。
出演者が以下のお二人。
豊竹藤太夫さんは、平成31(2019)年4月に竹本文字久太夫さんに改名してから初めてのラジオ収録です。
47分という長時間の曲を1テイクで採りきったそうです!
とーだゆー!
さすが!
寺入りの段(てらいりのだん)~寺子屋の段(てらこやのだん)のかんたんなあらすじ(ネタバレ)
今回放送の、寺入りの段(てらいりのだん)~寺子屋の段(てらこやのだん)のは、
『菅原伝授手習鑑』という長いお話の中の四段目。クライマックスシーンである切場です。歌舞伎では、この部分だけを独立させて「寺子屋」として上演することが多く、人気演目です。
原文(詞章)は、文化デジタルライブラリーで見られます。リンクをはりました。
- 菅丞相(かんしょうじょう): 菅原道真がモデル 失脚して遠方に流されている
- 御台所(みだいどころ):菅丞相の妻
- 菅秀才(かんしゅうさい): 菅丞相と御台所との間の子。七歳。色白優等生。
- 武部源蔵(たけべげんぞう): 元菅丞相の家来。現在は寺子屋で書道を教えている
- 戸浪(となみ): 源蔵の妻。菅丞相の家に仕えていた。源蔵とはわけあり職場結婚。
- 松王丸(まつおうまる) : 三つ子の次男。 藤原時平の舎人。この時点で敵。
- 千代(ちよ) : 松王丸の妻。
- 小太郎(こたろう) : 松王丸と千代の子。
寺入りの段あらすじ:
- 源蔵・戸浪夫婦は、寺子屋で村の子どもたち書道を教えている。
- かつての恩のある上司の子ども菅秀才をかくまっているがばれるのも時間の問題
- 源蔵の留守に上品な女性が自分の子ども寺小屋に入門させると隣村まででかけていく
寺子屋の段あらすじ:「せまじきものは宮仕へ」の名セリフで有名
- 菅秀才の首を討って渡せと言われた源蔵が帰宅し、新入りの子ども小太郎と会う
- 村の子どもとちがって育ちのよさそうな小太郎を菅秀才の身代りすることを決意
- 敵方の松王丸が首を確かめに来る。なんと小太郎は松王丸の実の子どもだった!
邦楽百番を聞き逃したときは!?インターネットで聴けます!
ラジオのオンエアを聞き逃しちゃった!とか、そもそもラジオ持ってない!←らら子(ー_ー)!!
という場合は、インターネットでも大丈夫です。
- NHKらじる★らじる>番組表 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/index_oadate.html
- radiko(らじこ)>NHK邦楽百番
http://radiko.jp/#!/ts/JOAK-FM/20190713110000
さささ、改名してはりきっている藤太夫さんのお声を清友さんの三味線とともに楽しみましょう!
らら子でしたー。
参考にさせていただいたサイト:
NHK邦楽百番 https://www4.nhk.or.jp/hyakuban/x/2019-07-13/07/71755/4666934/
オンエアはNHKラジオ【らじる★らじる】などでもお聴きいただけます! https://www.nhk.or.jp/radio/