邦楽百番 ▽義太夫『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段(ぞうほちゅうしんぐら ほんぞうしもやしきのだん)2019年10月12日放送(再放送12月7日):かんたんあらすじ・出演者情報・解説:[NHKFM]

こんにちは~。らら子です。

NHKラジオ放送の情報です。

文楽って人形浄瑠璃っていうぐらいなので、人形劇ですよね。だから、テレビでしか楽しめないのかと思ってました。でも、素浄瑠璃だったらラジオでも楽しめるんですねー。お相撲や野球の中継に比べたら楽勝ですね。

NHKFM邦楽百番 ▽義太夫『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段(ぞうほちゅうしんぐら ほんぞうしもやしきのだん)

「義太夫『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段」不詳:作詞,不詳:作曲,(浄瑠璃)豊竹咲太夫,(三味線)鶴澤燕三,(箏)鶴澤燕二郎
【放送日時】
2019年10月12日土曜 NHKFM 午前11時00分~ 午前11時50分

2019年12月7日土曜 NHKFM 午前11時00分~ 午前11時50分

【楽曲】

「義太夫『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段」

不詳:作詞

不詳:作曲

(浄瑠璃)豊竹 咲太夫、(三味線)鶴澤 燕三、(箏)鶴澤 燕二郎

~NHK大阪局 R-1スタジオ~

今回は、文楽の三大名作『仮名手本忠臣蔵』のスピンオフのひとつ『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段」です。作詞者も作曲者も誰かよくわからないんですね。

「本蔵下屋敷の段」は、『仮名手本忠臣蔵』三段目「殿中刃傷の段」の後、九段目「山科閑居の段」の直前の話です。「殿中刃傷の段」で塩治判官を抱きとめた本蔵が、なぜ虚無僧姿で絵図面をもって山科に現れたかが明らかになります。

出演者が以下のお三人。

浄瑠璃豊竹 咲太夫

三味線鶴澤 燕三

(箏)鶴澤 燕二郎

浄瑠璃の豊竹咲太夫さんは、このほど重要無形文化財保持者(人間国宝)に決定しました。おめでとうございます。




『増補忠臣蔵』本蔵下屋敷の段のかんたんなあらすじ(ネタバレ)

登場人物

  • 加古川本蔵……桃井若狭乃助の家臣。主君の勤めがうまくいくよう高師直にワイロを贈り、塩治判官が高師直に刃傷したとき判官を抱き止めて判官は目的を果たせなかった。このことから下屋敷に蟄居謹慎(ちっきょきんしん)
  • 井浪番左衛門……桃井家家臣。主君を殺しお家乗っ取りを謀ろうと茶釜の中へ毒を入れる。若狭乃助の妹の三千歳姫に祝言を迫る。
  • 桃井若狭乃助……若狭家当主
  • 三千歳姫……桃井若狭乃助の妹

番左衛門は、乗っ取り工作を本蔵に阻止されると、逆に本蔵に対し、「へつらい武士の汚名を殿に着せた」と不忠を責めます。

そこへ、若狭乃助より本蔵を成敗するとの命令がくだり、本蔵は縄を打たれて若狭乃助前に引き出されていきます。

若狭乃助は、塩治判官の家臣の大星由良助に討たれるのを望んでいるという本蔵から本心を聞くと、本蔵を斬るとみせかけて番左衛門から刀を取り上げ、逆に番左衛門を成敗します。

そして、虚無僧姿(こむそうすがた)に変装することを勧め、由良助が主君の仇と狙う師直の屋敷の絵図面を持たせ、由良助の住む山科へ向かわせます。

若狭乃助と三千歳姫に見送られ、桃井家に仕えた日々を思い出しながら本蔵は旅立っていきます。

国立劇場の「解説!!『仮名手本忠臣蔵』からたどる『増補忠臣蔵』の魅力」でも解説が見られます。
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/h30/bunraku_9.html?searched=%E5%A2%97%E8%A3%9C%E5%BF%A0%E8%87%A3%E8%94%B5&advsearch=oneword&highlight=ajaxSearch_highlight+ajaxSearch_highlight1



聞き逃したときは!?インターネットで聴けます!

ラジオのオンエアを聞き逃しちゃった!とか、そもそもラジオ持ってない!←らら子(ー_ー)!!
という場合は、インターネットでも大丈夫です。

NHKらじる★らじる>番組表 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/index_oadate.html

radiko(らじこ)>NHKFM>NHK邦楽百番 http://radiko.jp/#!/live/JOAK-FM

参考にさせていただいたサイト:

NHK邦楽百番 https://www4.nhk.or.jp/hyakuban/x/2019-07-13/07/71755/4666934/

オンエアはNHKラジオ【らじる★らじる】などでもお聴きいただけます! https://www.nhk.or.jp/radio/



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツユニット(レスポンシブ)