【無観客上演生配信中止】初音ミク月光円舞花模様(つきあかりワルツのはなもよう)【人形浄瑠璃・BUNRAKU-beyond】初音ミク×文楽:出演者情報とあらすじ!

こんにちは~。らら子です。

昨年、台風19号の影響で中止になった初音ミク鎌倉宮奉納ライブ』。再公演が決定した喜びもむなしく、新型コロナウイルスの影響で開催中止になってしまいました(T_T)が、この度、無観客上映が決定しました!

が、新型コロナをめぐる情勢はさらに厳しさを増し、配信当日になって中止が決定したそうです。はぁ。なんということでしょう。

玉助さんは動画でミクちゃんを動かしてくれました。後半登場するのはサダ吉というようです。

https://www.facebook.com/natsumi.hayashi.355/posts/10158187586384487




「初音ミク 人形浄瑠璃 無観客公演生配信!」のお知らせ

記録のために「初音ミク 人形浄瑠璃 無観客公演生配信!」のツイートはこのままにしておきますね。

2019年10月の鎌倉宮奉納ライブ【人形浄瑠璃・BUNRAKU-beyond】の台風による公演中止から5カ月、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、「人形浄瑠璃×初音ミク BUNRAKU-Beyond 月光円舞花模様」については、無観客によるLIVE配信で実施することになりました。この時期だからこそ、できる最大限のパフォーマンスを披露します。

出典:公式情報 https://www.sap-co.jp/events/bunraku-beyond-2020/

再公演のタイトルは『人形浄瑠璃 BUNRAKU –beyond/月光円舞花模様(つきあかり ワルツのはなもよう)』

月光円舞花模様

文楽ってどんなもの?出演者はどんな人?道行初音旅 / 八百屋お三九・火の見櫓の段のあらすじは?文楽エバンジェリストの名にかけて!できるだけ解説していきます!




『人形浄瑠璃 BUNRAKU –beyond/月光円舞花模様(つきあかり ワルツのはなもよう)』開催はいつ?どこで?

今回はニコニコ動画配信!

🔷人形浄瑠璃×初音ミク無観客LIVE 生放送

■日時
2020年3月29日(日) 20時スタート

■動画配信プラットフォーム

■動画配信プラットフォーム
(1)ニコニコ動画
詳細はこちら>>https://secure.live.nicovideo.jp/event/lv324823319

ネットチケット購入者限定で、オリジナルグッズ販売。
商品情報はこちら!↓
https://jpstore.dwango.jp/products/list?category_id=122

(2)TwitCasting

詳細はこちら>>https://twitcasting.tv/sap_info_live/shopcart/1600

※グッズ販売はございません。

■ネットチケット単価:2,800円(税込)
販売開始:2020年3月19日(木)12:00~

■内容
江戸時代より伝わる日本の伝統芸能「人形浄瑠璃」に初音ミクが挑みます。 人形浄瑠璃になった初音ミクが限定モジュールによるライブパフォーマンスを繰り広げます。 特別ゲストと共に新たな演出で贈る楽曲の数々をどうぞお楽しみください。 ミク人形の生きてるような細かな表情など、ライブ配信ならではの迫力ある映像で、パフォーマンスをお届けします。 本邦初公開!みんな是非お楽しみください!

主催:SAP
制作:スノウクラッシュ COLAB 冬寂
企画制作:SAP

【公演に関するお問い合わせ】
SAP 03-6912-0945(平日10:00~18:00)

【夜の部】
・義経千本桜 道行初音旅
・伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段
〜初音ミク、八百屋お七を相勤め申す
・ReAct 吉田玉助×ミクナノー

出演:吉田玉助・豊竹睦太夫、鶴澤友之助、桐竹紋秀、吉田玉路、豊松清之助
金亜軍、Otomania ほか
ミクナノー

出典:公式特設サイト

https://www.sap-co.jp/events/bunraku-beyond-2020-live/




人形浄瑠璃って?文楽って?かんたんに言うとなに?初音ミクは誰?「メルトの舞」でもコラボ

人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)は簡単にいうと、あやつり人形劇です。人形浄瑠璃にはいろいろ流派があって、文楽はそのなかのひとつです。人形浄瑠璃と文楽はほぼ同じ意味でつかわれることが多いです。

太夫(たゆう)がドラマを語って三味線が盛り上げる←この部分が浄瑠璃
人形遣い(にんぎょうづかい)が3人がかりで人形を動かす←これで人形浄瑠璃

詳しくはこちらもご覧くださいね。

こんにちは~。らら子です。 ところで、みなさん、文楽(ぶんらく)って知ってますか? 文楽は、日本の伝統的な古典芸能の人形劇です。 ...

念のため、初音ミクさんは、歌詞とメロディーを入力して歌を歌わせられる「ソフトウェア」です。ボーカロイドという名称は、VOCALOIDつまり「vocal(ボーカル)」に「-oid」を組み合わせて作られた造語です。

初音ミクさんと人形浄瑠璃文楽のコラボは、2013年6月に非公式に世界ボーカロイド大会で「人形浄瑠璃の方法論:初音ミクに連なる系譜 メルトの舞」を上演しています。



【2部】文楽の出演者紹介:吉田玉助・豊竹睦太夫、鶴澤友之助、桐竹紋秀、吉田玉路、豊松清之助

人形遣いは、吉田玉助(よしだ たますけ)さん。

「人形浄瑠璃の方法論:初音ミクに連なる系譜 メルトの舞」に出演した吉田幸助(よしだ こうすけ)さんが、襲名して吉田玉助さんとなり、今回も出演します。

こちらは襲名のご挨拶。かっこいいですね。

玉助さんは、かしら(首)と右手、胴体を担当するメインの主遣い(おもづかい)です。

それから、左手を担当して主遣いをサポートする左遣い(ひだりづかい)、足を担当する足遣い(あしづかい)がいます。

今回は、左遣い桐竹紋秀(きりたけ もんひで)さん、足遣い吉田玉路(よしだ たまみち)さんと予想。紋秀さんは『メルトの舞』でもおなじみですね。

それからお七が櫓に上る時に人形を支える人が必要なので、豊松清之助(とよまつ せいのすけ)がサポメンとして入るのでしょう。

遣いは人形の左側に立って自分の右手で人形の左手をあやつります。足遣いは屈んだ姿勢で人形の足を動かします。 人形遣いは、まず足遣いから始めて、次いで左遣い、そして主遣いへと進みます。

文楽では「足10年、左10年」といわれて、足遣いを10年、左遣いを10年修業するのがふつうです。人によっては20年も足遣いをしている人もいます。



語りを担当する太夫は、豊竹睦太夫(とよたけ むつみだゆう)さん、三味線は、イケメンの鶴澤友之助(つるざわとものすけ)さん。この写真だと三味線じゃないですけど💦

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道行初音旅〈みちゆきはつねのたび〉〜かんたんなあらすじネタバレ

オリジナルは文楽三大名作の1つ、『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』という長いお話の一部です。

源義経(みなもとのよしつね)の恋人・静御前(しずかごぜん)は、義経に会いたくてたまりません。まだ寒い初春の頃、義経が吉野にいるらしいとの噂を聞いて女ひとりで吉野に向かいます。

義経から預かった初音の鼓(はつねのつづみ)を打っていると、家来の佐藤忠信(さとうただのぶ)があらわれます。実はこの忠信は人間ではなく狐。おかあさん狐が鼓になってしまったので、母を恋しがって人間の姿に化けて静御前とともにいるのです。

ちょっと色っぽいシーンもあったりして、二人は吉野山へとたどりつきます。

八百屋お三九(やおやおみく)・火の見櫓の段(ひのみやぐらのだん)〜かんたんなあらすじネタバレ

八百屋お三九、つまり八百屋おミクは、八百屋お七のパロディですね。オリジナルは「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこひのひかのこ)」というお話のクライマックスシーンです。

江戸時代の八百屋の娘。大火事の時に、お寺に避難しますが、その寺にいた寺小姓の吉三郎と恋仲となります。家に戻ってもずっと恋人が忘れられずにいるうちに結婚話が起こります。

いっぽうの吉三郎は実は近江の武士の跡取り息子。盗まれた「天国の剣(あまくにのけん)」をとりかえさないと明日の切腹しなければなりません。お七は使用人の協力もあって剣を取り返します。

しかし、夜間は町の門が締まり通行が禁じられます。吉三郎に渡すには門を開けなければならない。

火事になると門が開かれることを思い出したお七は、火の見櫓の鐘を鳴らす決意をします。しかし、ウソで火の見櫓の鐘を鳴らしたものは火あぶりの刑になるのでした……。




【1部】出演者情報:金亜軍(きんあぐん)さん、otomaniaさん ほか。

金亜軍(きんあぐん)さんは、自称:陽気な揚琴プレーヤーだそうです。ようきなようきんぷれいやー。ふむ。

otomaniaさんは、ベーシスト、写真家。初音ミクに『Ievan Polkka』を歌わせてミクにネギを持たせた、ミクさんのお父さんだそうです。
https://twitter.com/otomania_net/status/1177198961649545216

カール・F岡・レーフラーさんも大絶賛中。

屋外だった鎌倉宮とは違い、今回は屋内なので無事公演できることをお祈りしております!