文楽初心者さんいらっしゃい!わかりやすい文楽をかんたん解説!はじめてでも楽しめる人形浄瑠璃!

こんにちは、らら子です!

みなさん、文楽(ぶんらく)、見たことありますか?

なんか、伝統芸能だってことはわかるけど難しそう、高尚そう、って思いませんか?

思いますよね。行く人はみんなセレブ?みたいな。人形劇?歌舞伎とどう違うの?とか。

ここで文楽ラブ♡を語っているらら子も、初めての時がありました。そして、ハードル高そうって思ってました。こんな感じだし。

ところが、たまたま伝統芸能にくわしい友達と話してるとき、周りの人たちが行きたい行きたーいっていうので、流れで見に行くことになりました……。

↑その場で断れないタイプ(ドキドキ



文楽とは人形浄瑠璃ともいう。とにかく3がキーワード。

「文楽行こうよ」と言われて、よくわからないのでしらべました。

文楽は、義太夫節、三味線、人形による三位一体の舞台芸術であり、しかも一つの人形を三人遣い(づかい)で演ずるものである。

えーーっと。ザックリ言うと、あやつり人形劇。

演じる人は3パートに分かれてて

三味線(しゃみせん)の伴奏に合わせて

太夫(たゆう)がストーリーを説明したりセリフをしゃべったりする

これが浄瑠璃(じょうるり)

それで、浄瑠璃にあわせて人形遣い(にんぎょうづかい)が人形をあやつる

だから「人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)」

あれ?じゃあ「文楽」という言葉はどこから??



文楽の名は植村文楽軒から。「文楽」は人形浄瑠璃のひとつ。

文楽という名は、古くから人形浄瑠璃を上演してきた数ある劇場、上演集団のうちの一つで植村文楽軒(1737-1810)という人の創始した文楽座に由来するが、こんにちではこれが人形浄瑠璃の代名詞のようになっている。

むかしは、文楽座というところでやって人気が出たので「文楽」ともいう。

だから、本来は「人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)」

ほんとはもっと詳しい歴史があるけど、つまり人形劇。

もう少し詳しい説明はこちらの記事をごらんくださいね。

文楽とは?人形浄瑠璃とは?ユネスコにも登録された世界一の人形劇!意味や読みをわかりやすく解説

日本を代表する伝統芸能の一つで、ユネスコ無形文化遺産でもあるって、
えーっと、私なんかが行っていいんでしょうか、おずおず……

と思いながら向かった国立劇場小劇場。



初めて見た文楽は、ぶっとんだ人形劇でした!!超クール。

友達にまきこまれて予習もそこそこに観に行った文楽、またの名を人形浄瑠璃は、ぶっとんだ人形劇でした。

ええええ!なにこれ面白ーい!

人形が空を飛ぶ!顔が変わる!大蛇が出てくる!黒衣が舞台でわさわさ動いてる!

三味線がベーンベーンとなって身体に響くし。

太夫の語りもいろんな声を演じ分けててすごい。

出演者もなにげにイケメンぞろいだし。

いやー楽しかった(≧◇≦)

なので、この面白さ、楽しさをみなさんにも体験してもらいたいと思いました。

最初からこのぐらいわかってたら楽しめるよってことを、文楽観てみたいけど、身構えちゃってーっていう皆さんのために、らら子がちょこっと文楽観劇についてお話します。

いえ、らら子さんのお話じゃなくて、もう少しちゃんと勉強したいわというかたは、こちらの記事もどうぞー。

文楽(人形浄瑠璃)の初心者におススメの本7冊。わかりやすい入門書をご紹介

堀口初音『上方伝統芸能あんない:上方歌舞伎・文楽・上方落語・能・狂言・上方講談・浪曲・上方舞』レビュー:まったく初心者の「つまずきポイント」を解消。コンパクトに早く概要を知りたい人におすすめ。



文楽はいつどこで?:東京は国立劇場、大坂は国立文楽劇場で観られます。

周りで文楽を観に行ったよ!っていう人も聞かないし……。

そもそもどこでやってるんだか。ていうか、見に行くまでは、どこでやってるかなんて思いつきもしなかったけど……というそこのあなた。

東京だと、国立劇場小劇場で観られます。

2月、5月、9月、12月で、12月は文楽鑑賞教室もあります。

大阪だと、国立文楽劇場で観られます。

1月、4月、6月(鑑賞教室)、8月(夏休み特別公演)、11月です。

その他に、地方公演であちこちのホールで観られるときがあります。

チケットは公式サイトで買えますよ。

くわしくはこちらをご覧くださいねー。

文楽(人形浄瑠璃)を観たい!いつ、どこで、どうやって?チケットの入手方法は?

ところで、文楽は小さいユニットで出張公演を頼めるそうです。

ちょっと奥様、ご自宅に文楽呼んでみませんこと??





文楽のチケットお値段高そうですが、価格はどのくらい?

実は文楽のチケットはあんまり高くないです。同じ伝統芸能の歌舞伎よりずっとお安いです!

たとえば、2019年5月公演だとこんな感じ。

  • 1等席 7,300円(学生5,100円)
  • 2等席 6,100円(学生3,100円)
  • 3等席 1,800円(学生1,300円)

鑑賞教室はもっと安くて、1等席でも5000円ぐらい?



文楽ってセリフが難しそう。昔のことばだけど何を言っているかわかるの??

文楽は江戸時代から続く伝統芸能。当然、セリフは昔のことばだから、わかりにくいところもあります。でもなんと親切なことにぜんぶのセリフが字幕で出るんです!

セリフは難しい言葉だけど、もともと文楽は聴いて楽しむものだったらしく(浄瑠璃好きの人には、人形がおまけだと言い切る人もいるぐらい)、聞いているとなんとなくわかるもんです。

ま、ゆうても日本語やさかいな。

太夫さんの声と三味線の心地よい音色とリズムを身をゆだねて、グルーブ感を感じるのもいいと思いますよ。

でも、全部わかりたーいという人は、イヤホンガイド(600―700円ぐらい)もありますのでぜひご活用を。

浄瑠璃はシェイクスピアばりに、しゃれた言葉遊びも多いし、ちょっとしたしぐさにいわれがあったりするので、慣れてないと見落としてしまうところもけっこうあります。

イヤホンガイドの解説があれば全部拾ってもらえますので、聴き所とか、鑑賞のツボを教えてもらいながら観られます。




文楽ってかた苦しそう、どこを楽しめばいいのかな…

そりゃ、お気に入りのところどこでも!です。

三味線聞きたい!

太夫の語りを聴きたい!!

人形を見たい!!!

イケメンを探したい!!!!

なんか雰囲気を楽しみたい!!!!!

なんでもアリです!!!!!!

文楽はなんといっても庶民の娯楽なので、面白い場面もいっぱいあります。

ずっと深刻な場面だと息がつまっちゃうので、コミックリリーフとしてげらげら笑っちゃうようなコミカルなシーン(チャリ場)もあります。

涙流して笑っちゃうこともあります。




文楽鑑賞は着物がマスト?ドレスコードはあるの?どんな服装していけば?

文楽鑑賞にドレスコードはありません。拍子抜けするぐらいみんなフツーの服装です。

着物の人ももちろんいます。ときに「おお♡」と見惚れてしまうような着物上級者の方もいらっしゃいます。着物で文楽鑑賞、すてきですよねー♡

噂の着物警察も文楽の劇場界隈では遭遇しないので、着物初心者さんもどんどん着てお出かけになるといいと思います。

でもヘアスタイルにご注意。頭モリモリだと後ろの席の人が舞台見えないので、下目のシニヨンんとか、小さめにまとめましょう。

あ、そうそう、つばのある帽子もNGです。

あとはおはきものですが、下駄とか、カツカツ音が出るヒール靴とかは、やめたほうがいいです。万一遅れて劇場に入る時のことを考えると、目立たず忍び足できるのが一番。

それからエアコンがききすぎてて寒いときもあるので、洋服でも羽織りもの一枚あるといいですね。お着物はお腹周りはあったかいですが衿元がスース―するので、お気をつけて。





文楽鑑賞のマナーは?身じろぎしちゃいけないの?

文楽だから特に気をつけなきゃいけないことはありません。

フツーの映画鑑賞や観劇と同じです。

後ろの席の人のじゃまにならないように

前かがみや身をのりだしたりしないようにしましょう。

ごそごそ動くのも案外目立ちます。

上演中はお静かに

上演中はおしゃべりしたり、音をたてないようにしましょう。レジ袋がカサカサする音とか、キーホルダーやストラップの鈴の音など、小さな音でもけっこう響くんですよね(-“-)

上演中はスマホはしまいましょう

当たり前のことですが、携帯電話やスマホの電源は切りましょう。

たまに、時計代わりに上演中にパカッと開けてする人がいますが、すごく目立ちます。

繰り返しアナウンスされますが、「上演中、場内での写真撮影及び録音・録画はしない」のはマナー以前のお話ですね。





文楽初観劇!準備をしておいたほうがいいことは?

お着物もステキですが、慣れないうちは楽な服装で行ったらいいかもしれません。上演時間が長いときは特にラク~なかっこうがいいです。

食事:持ち込みお弁当、売店のお弁当、食堂etc

三部制や四部制になると、食事時にあたらないこともありますが、お芝居の余韻に浸りながらお食事するのも楽しみ。

特に東京の国立劇場では近くに食べるところが少ないのでないので、劇場内で食事となります。長めの休憩時間に各自お食事ということになります。

劇場には食堂があります。食堂まで移動して食べるとあわただしくなるので、お席でお弁当を食べるのでもOKです。

私はお弁当を売店で買っています。もちろん作ってもって行っても途中で買っていっても。サンドイッチとかおむすびとか、小さくて食べやすい物がおススメですね。あんまり、臭いの出ないものがいいと思います。

文楽をより楽しむために:あらすじの予習とオペラグラスはおすすめ

会場に売っているプログラムにも詳細な筋書きが載っています。文楽のプログラムはとてもリーズナブル。薄くてハンディだけど、カラーページで情報満載。筋書きや出演者顔写真入りの紹介、人形の首(かしら)の紹介、エッセー、などなど盛りだくさんです。

初めての演目を見るときは、鑑賞前に行く前に、ネットなどであらすじだけ見ていくといいかもしれません。

それから、オペラグラスを持っていくと人形の表情とか衣裳とか細かいものも見られて楽しいです。客席から舞台までの距離は近いのですが、人形や舞台装置が小さいので、見られないともったいないです^^




文楽ってもとは庶民のエンタテイメント。全然かたくるしくないです。

とまあ、いろいろ語ってまいりましたが、文楽はもともと庶民の娯楽。
ネットもテレビもない江戸時代に、ゴシップ大好き、ドラマ大好きな人たちのために作られた娯楽。

元ネタとなる浄瑠璃は歌舞伎でも上演されますが、歌舞伎に比べるとちょっと地味かなー。
舞台もこじんまりしているし、舞台の上も客席もアットホームな感じ。

演者さんはメイクしないので出勤も退勤も早い。劇場周辺をわりとふつうに歩き回っています(笑)

コロナショックの前は、鶴澤藤蔵さんや、吉田玉助さんなどは、自由に休憩時間にふらりとロビーに現れたりしてましたし、歌舞伎や他の演劇に比べるとぐっと距離が近いです。

駅で見かけたりすると、親しみがわいてすごく応援したくなりますよね。というわけで、文楽はぜんぜん敷居高くないですよー。さあ、みんなレッツゴー文楽!





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